マリアはなぜ死んだのか --
渋井哲也 /著   -- 新紀元社 -- 2005.2 -- 19cm -- 237p

資料詳細

タイトル 男女七人ネット心中
副書名 マリアはなぜ死んだのか
著者名等 渋井哲也 /著  
出版 新紀元社 2005.2
大きさ等 19cm 237p
分類 368.3
件名 心中 , データ通信
著者紹介 1969年栃木県生まれ。東洋大学卒業後、長野日報社に入社。98年フリーとして独立するとともに、東洋大学大学院で教育学を専攻し、インターネット・コミュニケーションと居場所について研究。フリージャーナリスト。
内容紹介 2004年埼玉県内の山中で集団自殺が起きた。亡くなった7人の接点はインターネット。呼びかけたのは、元ミュージシャンだった。心中へのプロセスを彼女を長年取材し続けた著者が事件の背景に迫る。
要旨 2004年10月12日、埼玉県皆野町の山中で男女七人がレンタカーの中で死亡しているのが発見された。死因は練炭による一酸化炭素中毒だった。北は青森から南は佐賀まで、全国各地から集まった七人の接点は、インターネット。いわゆる「ネット心中」である。連鎖的に、いわば流行のように広がった自殺の手段だった。「過去最高の人数」の自殺者を出したこの事件は、世間の注目を浴び、この集団自殺の呼びかけ人「マリア」から計画を知らされていた著者に、マスコミは殺到した。マリアはなぜ死を選んだのか?事件が浮き彫りにする若者たちの「生きづらさ」とは?“準当事者”の著者が、今急増する「ネット心中」の背景に迫る。
目次 Introduction 七人が見た最後の風景;1 マリア(事件当日―マリアと六人の軌跡;マリアの人生―死にたいのではなく「死にたい症候群」;七人の自殺志願者―八人目の志願者ユウジとのメールから ほか);2 生きづらさのサイン(インターネット・コミュニケーション―ヴァーチャルな私、オンラインの私;チャット依存―つながってる感覚、構ってもらえる関係;援助交際―自分を物語るもの、承認するもの ほか);3 わかれ道(自らの命をひとりで―周囲にメッセージとして伝わらない;癒し―生きづらさを見つめ直して;模索―生と死の狭間で ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-7753-0365-1
書誌番号 1105003298

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 368.3/64 一般書 利用可 - 2063486097 iLisvirtual