細見和之 /著   -- 岩波書店 -- 2005.1 -- 20cm -- 291p

資料詳細

タイトル 言葉と記憶
著者名等 細見和之 /著  
出版 岩波書店 2005.1
大きさ等 20cm 291p
分類 914.6
著者紹介 1962年生まれ。91年大阪大学大学院人間科学研究科後期課程単位取得退学。現在、大阪府立大学総合科学部助教授。詩人。専攻はドイツ思想。
内容紹介 20世紀の重要な出来事にかかわって発せられた言葉に、どのように応答することが出来るか。遺された痕跡の彼方に浮かび上がる、最も20世紀的な人間の経験をみつめ、記憶の分有にむけた新たな倫理の可能性を探る。
要旨 二〇世紀の重要な出来事にかかわって記され、発せられた言葉に、私たちはどのように応答することが出来るのか。「ショアー」、「従軍慰安婦」問題、「南京大虐殺」、戦争責任―遺された痕跡の彼方に浮かび上がる、最も二〇世紀的な人間の経験をしっかりとみつめ、他者にひらかれた記憶の分有にむけて、新たな倫理の可能性を探る。
目次 言葉と記憶―ツェラーン、カツェネルソン、尹東柱;1 証言に接するということ(悲しみのトラディション―『ショアー』に登場するイディッシュ・リートについて;『ナヌムの家』を理解するひとつの試み―「分かる」ということをめぐって;恨と希望―姜徳景試論 ほか);2 眼差しを向けること/向けられること(出来事と記憶―「南京大虐殺」六〇ヵ年によせて;方法としてのパラタクシス―「ラーベ日記」の公開によせて;戦争責任論への一視角―ふたつの「植民地」の交錯する場所);3 想起することの可能性(思考と“アウシュヴィッツ”―ジョルジュ・アガンベン『アウシュヴィッツの残りのもの』をめぐって;アーレントが読んだカフカ;遠い声―金時鐘と姜徳景 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-00-022852-8
書誌番号 1105004441

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