「批判原理としての浄土」からの問い --
菱木政晴 /著   -- 白澤社 -- 2005.1 -- 20cm -- 261p

資料詳細

タイトル 非戦と仏教
副書名 「批判原理としての浄土」からの問い
著者名等 菱木政晴 /著  
出版 白澤社 2005.1
大きさ等 20cm 261p
分類 180.4
件名 仏教 , 戦争と宗教
著者紹介 1950年金沢市生まれ。京都大学文学部宗教学専攻、同大学院博士課程単位取得退学。91年まで真宗大谷派教学研究所嘱託。現在、京都西山短期大学教授。真宗大谷派僧侶。真宗大谷派反靖国全国連絡会の事務局を担当。以来、政教分離訴訟等にかかわる。
内容紹介 戦争と差別の再肯定に向かう時代。仏教は現実逃避のアリバイであってはならない。「支配イデオロギーとしての宗教から解放の宗教へ」を掲げる著者が、反暴力の視点から異色の仏教論を展開する。
要旨 「殺してはならぬ、殺さしめてはならぬ」を教義の一つとする仏教は、非戦・非暴力の宗教のように見えながら、実際には過去に戦争を賛美し殺し合いを強いてきた。戦争・紛争の止まない現代にあって、仏教は暴力を防ぐことはできないのか。非戦・非暴力の視点から、改めて釈迦、親鸞の思想を捉え直すと同時に、今村仁司『清沢満之の思想』を題材に、清沢の思想と今村の暴力論を批判的に検証する。
目次 第1章 近代ヒューマニズムと暴力(近代日本の仏教思想史とヒューマニズム;近代ヒューマニズム思想の特徴 ほか);第2章 仏教は「苦しみ」からの解放をもたらすか―「解放仏教」試論(解放の宗教とは;釈迦の生涯とその時代 ほか);第3章 近代の日本と仏教思想―真宗大谷派の「近代教学」再検討(国民国家と戦争;日本の二〇世紀 ほか);第4章 仏教は暴力を防げるのか―今村仁司『清沢満之の思想』を読む(哲学の優越という傲慢;さまざまな知の二元化 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-7684-7911-1
書誌番号 1105006524
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105006524

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