東中野修道 /著, 小林進 /著, 福永慎次郎 /著   -- 草思社 -- 2005.2 -- 21cm -- 257p

資料詳細

タイトル 南京事件「証拠写真」を検証する
著者名等 東中野修道 /著, 小林進 /著, 福永慎次郎 /著  
出版 草思社 2005.2
大きさ等 21cm 257p
分類 210.7
件名 日中戦争
注記 文献あり
著者紹介 【東中野】昭和22年鹿児島生まれ。大阪大学大学院博士課程修了後、西ワシントン大学客員教授、ハンブルク大学客員研究員を経て、亜細亜大学教授。日本「南京」学会会長。
内容紹介 「南京大虐殺の証拠写真」として流布する143点を取り上げ、初めて総括的な検証を加えた書。影の長さの計測などあらゆる方法でその信憑性を問い、中国国民党の戦争プロパガンダとの関係を明らかにする。
要旨 南京事件とは、昭和12(1937)年、南京で行われた日中の戦いのさいに、6週間にわたって日本軍による虐殺、暴行、強姦、略奪、放火が生じたとの主張であり、今ではこれが「南京大虐殺」という言葉で語られ、その証拠と称する残酷悲惨きわまりない写真が世界中に流布している。だが、それらの写真は、はたして真実を伝えるものなのか。本書は、東中野修道教授を中心とした南京事件研究会写真分科会が、「南京大虐殺」の証拠として使われている写真143枚を取りあげ、初めて総括的な検証を加えたものである。写真分科会は、そこに写された影の長さを計測して季節を特定し、関連刊行物との照合によって写真の初出をつきとめ、さらには近年公開された中国国民党中央宣伝部の極秘文書を援用して、国民党の戦争プロパガンダとこれらの写真との驚くべき関係を明らかにしてゆく。3年の歳月をかけた公正かつ画期的研究成果である。
目次 プロローグ 「証拠写真」の源流をたどる;第1章 南京戦とは何だったのか;第2章 初めて世に出た「証拠写真」;第3章 趣向を凝らした追加写真;第4章 「撮影者判明」写真はどのように使われているのか;エピローグ 「証拠写真」として通用する写真は一枚もなかった
ISBN(13)、ISBN    4-7942-1381-6
書誌番号 1105006840
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105006840

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