近世ドイツ国家の設計図「シュヴァーベン同盟」 --
皆川卓 /著   -- 創文社 -- 2005.1 -- 22cm -- 278,93p

資料詳細

タイトル 等族制国家から国家連合へ
副書名 近世ドイツ国家の設計図「シュヴァーベン同盟」
著者名等 皆川卓 /著  
出版 創文社 2005.1
大きさ等 22cm 278,93p
分類 234.05
件名 ドイツ-歴史-近代
注記 文献あり 索引あり
要旨 近世のヨーロッパ諸国は、等族(諸身分)の人格を宮廷や議会に統合し、その手に「正当な暴力」を独占したことで、かろうじて主権国家の顔をしていた。やがてこれらの諸国は、絶対主義を経て中央集権国家に成長していく。一方この種の「正当な暴力の独占」を実現できなかったのが、中央ヨーロッパの老大国「神聖ローマ帝国」であった。しかしそれは決してアナーキーではなかった。地域的に分割された暴力管理制度と、全体を統括する司法制度の組み合わせによって、暴力を法の枠組みに押さえ込み、一定の平和を維持していたのである。この老帝国の故地から、数多くの連邦国家が生み出された。その最大のものである後のドイツで、こうした連邦国家への道が開かれたのはいつか。その起源をこの地に特徴的な等族の「同盟」に求め、プロソポグラフィーや国際政治学の地域理論を駆使して、制度的に最も完成したとされる「シュヴァーベン同盟」(1488~1534)に探るのが本書である。近世ドイツ国家の設計図「シュヴァーベン同盟」の新たな歴史像を提示する。
目次 序章 「連邦制」の淵源としての等族同盟;第1章 シュヴァーベン同盟略史;第2章 同盟の制度;第3章 同盟の人的統合;第4章 同盟の地域統合;結語 連邦制的伝統を担う同盟
ISBN(13)、ISBN    4-423-46056-4
書誌番号 1105009810
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105009810

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中央 書庫 234.0/256 一般書 利用可 - 2033997399 iLisvirtual