ちくま学芸文庫 --
安東次男 /著   -- 筑摩書房 -- 2005.3 -- 15cm -- 701p

資料詳細

タイトル 完本 風狂始末
シリーズ名 ちくま学芸文庫
著者名等 安東次男 /著  
出版 筑摩書房 2005.3
大きさ等 15cm 701p
分類 911.32
注記 『芭蕉連句評釈』(講談社1993~1994年刊)の改題
要旨 『芭蕉七部集評釈』正(1973)・続(1978)は、連句評釈という形式を借りて、徹底的に蕉風とは何かを追求し、識者の世評を上げた。以来十余年、さらに新釈を志し、『風狂始末』(1986)『続風狂始末』(1989)『風狂余韻』(1990)を上梓した。そこで、付合とは何か、言葉とは何かを、各歌仙の趣向と併せて、極めて緻密な考証と研ぎ澄まされた想像力を駆使してスリリングに読み解く。ここに、芭蕉とその一門の人間ドラマが展開される。読者は、本書を繙くことによって、その連句のはこびの緊迫した対話の場へと引きずり込まれる。著者のライフワーク、芸術選奨文部大臣賞受賞の画期的名著。
目次 狂句こがらしの巻(『冬の日』)―芭蕉・野水・荷兮・重五・杜国・正平;霽の巻(『冬の日』)―杜国・重五・野水・芭蕉・荷兮・正平;雁がねの巻(『阿羅野』)―越人・芭蕉;鳶の羽の巻(『猿蓑』)―去来・芭蕉・凡兆・史邦;梅が香の巻(『炭俵』)―芭蕉・野坡;炭売の巻(『冬の日』)―重五・荷兮・杜国・野水・芭蕉・羽笠;霜月の巻(『冬の日』)―荷兮・芭蕉・重五・杜国・羽笠・野水;花見の巻(『ひさご』)―芭蕉・珍碩・曲水;灰汁桶の巻(『猿蓑』)―凡兆・芭蕉・野水・去来;空豆の巻(『炭俵』)―狐屋・芭蕉・岱水・利牛
ISBN(13)、ISBN    4-480-08901-2
書誌番号 1105016532
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105016532

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