井上眞弓 /著   -- 笠間書院 -- 2005.3 -- 22cm -- 602,14p

資料詳細

タイトル 狭衣物語の語りと引用
著者名等 井上眞弓 /著  
出版 笠間書院 2005.3
大きさ等 22cm 602,14p
分類 913.381
注記 索引あり
著者紹介 1954年東京都生まれ。77年立教大学文学部卒。84年立教大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、東京家政学院大学人文学部助教授。
内容紹介 内閣文庫本「狭衣物語」の「源氏物語」享受が強い面を示し、「狭衣物語」の語りのあり様を探る。「語りと引用」という全く新しい視座から「狭衣物語」の特質と構造を具体的に解明した画期的労作。
要旨 「語りと引用」という全く新しい視座から『狭衣物語』の特質と構造を具体的に解析した画期的労作。
目次 1 語りと引用(語りの方法―少年の春;天照神信仰―社会的文脈を引用することとは ほか);2 狭衣物語の構造(「世」「世の中」と狭衣の恋;視線の呪縛;父と子の関係;天界・地上・世人の構図の中で―狭衣の超俗的属性をめぐって;女君の母子関係);3 表象・メディア・発話の言説(飛鳥井と常磐;メディアとしての旅―恋のゆくたてを見る ほか);4 物語における孤絶の様相(「心ひとつに思ひゐる」薫;大君と八宮の「迷妄」を探る;男の歌が女の境涯を導く時;狭衣と女二宮の「心ひとつ」の位相);5 「狭衣批評」にむけて(「死」を語りとる物語と女性の問題;非充足を抱え持つ中世王朝物語からのまなざし)
ISBN(13)、ISBN    4-305-70284-3
書誌番号 1105018357

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中央 書庫 913.3/467 一般書 利用可 - 2034118542 iLisvirtual