みんなが泣いた、笑った名作はこうして誕生した --
桐山秀樹 /著   -- 徳間書店 -- 2005.3 -- 19cm -- 235,3p

資料詳細

タイトル マンガ道、波瀾万丈
副書名 みんなが泣いた、笑った名作はこうして誕生した
著者名等 桐山秀樹 /著  
出版 徳間書店 2005.3
大きさ等 19cm 235,3p
分類 726.1
件名 漫画家
注記 年表あり
著者紹介 1954年名古屋市生まれ。学習院大学法学部卒。雑誌記者を経て、「第二の人生いい処見つけた」でデビュー。ノンフィクション作家。
内容紹介 戦後に誕生した名作マンガの巨匠や、現代の人気漫画家15人のインタビューを通し、創作の舞台裏や、「漫画」というジャンルを通して自らの「人生」を切り拓いた「達人」たちの姿が浮き彫りになる。
要旨 名作マンガを生み出した漫画家たちは、絵と言葉を駆使して、自らの「世界」を表現する「職人」であり、「漫画」というジャンルを通して自らの「人生」を切り拓いた「達人」である。例えば、本文中にある楳図かずお氏のインタビューでは、氏のマンガの「恐怖」の原点が、ひとりのヒーローではなく、無名の子供たちが集団で行動する際に感じる「怖さ」であることを学んだ。そして、氏の「絵の巧さ」がそれに一層深い効果をもたらす。子供たちが目の前で起こることに対する恐怖を、実際に絵で表現できなければ、その「恐ろしさ」は半減してしまうのである。こう考えると「漫画」という表現手段は、我々が考えている以上に、深い「意味」を秘めている。
目次 第1章 スーパー漫画家たちの「型破り人生」(弘兼憲史「課長島耕作」―苦労も下積み時代もナシ「社長 島耕作」も近い!?;本宮ひろ志「サラリーマン金太郎」―あざとさこそ俺の真骨頂新しい刺激を求めて模索中;小林よしのり「ゴーマニズム宣言」―バブルの東京に怒り爆発、人間の弱さと哀しみを叩きつける;小山ゆう「がんばれ元気」―リアリズムと細部にこだわり、スーパーヒーローを想像した「天才」);第2章 永遠の「ヒーロー」を育て続ける男たち(ちばてつや「あしたのジョー」―まだ白い灰になってない「代表作はこれから描く」;政岡としや「ダボシャツの天」―ディテールへのこだわりを学びヤクザも警察も徹底的に取材;モンキー・パンチ「ルパン三世」―ルパン一筋の漫画家生活、主人公五人の魅力は国際級;藤子不二雄A「プロゴルファー猿」―自由気ままに動く主人公がやがて時代をあぶり出す);第3章 「巨匠」たちの円熟と挑戦(さいとう・たかを「ゴルゴ13」―群れたがる日本人を攻撃し続ける醒めた眼;松本零士「銀河鉄道999」―「世界で最初のテーマ」を描く貧乏も苦労もその栄養;水木しげる「ゲゲゲの鬼太郎」―「妖怪いそがし」に取りつかれるも、「水木式幸・
ISBN(13)、ISBN    4-19-861992-1
書誌番号 1105018611

所蔵

所蔵は 0 件です。現在の予約件数は 0 件です。