『Front』から『週刊サンニュース』へ -- 平凡社新書 --
多川精一 /著   -- 平凡社 -- 2005.4 -- 18cm -- 195p

資料詳細

タイトル 焼跡のグラフィズム
副書名 『Front』から『週刊サンニュース』へ
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 多川精一 /著  
出版 平凡社 2005.4
大きさ等 18cm 195p
分類 051
件名 雑誌-日本-歴史
著者紹介 1923年東京生まれ。東京府立工芸学校卒。42年原弘の助手として東方社に入社、「FRONT」の制作に参加。45年以降、装幀・レイアウトを中心に、「週刊サンニュース」「岩波写真文庫」「月刊太陽」「季刊銀花」「るるぶ」ほか、多数の出版デザインに携わる。
内容紹介 敗戦まで対外宣伝誌「FRONT」に携わり、その優れた宣伝技術とデザインを戦後のジャーナリズムに生かそうとした記録。「気がつくと戦争しかなかった時代」を生きた世代からのほろ苦いメッセージ。
要旨 戦時中の対外宣伝誌『FRONT』は、参謀本部の協力の下、東方社で制作された。東方社が育んだ技術は高く、その雰囲気には自由なものがあった。敗戦後、「戦争協力」により幹部の誰もが口を噤んでしまったが、著者は東方社の持っていた技術とデザイン力の高さは、戦後日本の出版に生かすべきものと考えた。日本の敗戦と焼跡の日々の模索のなかで、出版のビジュアル化を希求した貴重な記録。
目次 第1部 虎穴での生き方(日米開戦と共に就職―仕事は対外国宣伝物の制作;心ドキドキの初出勤で出会った異体の人々;西洋館に出入りする革ジャンの長髪族;師匠と同室で気づまりの一人助手 ほか);第2部 焼跡をさまよう(敗戦―廃墟の焼ビルにあてもなく集う日々;焼ビルに身を寄せ合う元社員をさらに襲う不幸;広島・長崎の原爆記録を撮影―木村部長の度胸でフィルムを守る;『東京一九四五年・秋』の刊行―文化社が戦後に残したもの ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-582-85268-8
書誌番号 1105026518

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 051/281 一般書 利用可 - 2034317383 iLisvirtual
保土ケ谷 公開 Map 051 一般書 利用可 - 2034374948 iLisvirtual