エチオピア絶え間なき再生 --
福井勝義 /編著   -- 京都大学学術出版会 -- 2005.3 -- 22cm -- 380p

資料詳細

タイトル 社会化される生態資源
副書名 エチオピア絶え間なき再生
著者名等 福井勝義 /編著  
出版 京都大学学術出版会 2005.3
大きさ等 22cm 380p
分類 245.1
件名 エチオピア-歴史
注記 文献あり 年表あり 索引あり
著者紹介 京都大学大学院人間・環境学研究科教授。学術雑誌「エコソフィア」編集代表。関心領域:民族間の戦い、民俗生態学。
内容紹介 エチオピアという国家がどのように成立したのか。各地域の独自の文化と社会が、近代化と中央からの政治的影響にさらされながらしたたかに適応し、その多様性を保つ様を分析、鮮やかに描き出す。
要旨 戦い、交易、支配と抵抗―資源をめぐって形成される多様な社会関係。かつてはそれぞれが「中央」だったものが、集権国家の形成とともに「周縁」化していく。このようにして誕生した「地方」が、中央からの同化圧力にさらされながらしたたかに生き抜く「持続戦略」を鮮やかに描く。
目次 「地方」の誕生と近代国家エチオピアの形成;第1部 生存の多様化選択(氾濫原をめぐる文化抵抗―国家支配下におけるクシ系農牧民ホールの栽培戦略;青いモロコシの秘密―余剰なきムグジの生存戦略;多様な作物資源をめぐる営み―山地農耕民マロにおけるムギ類の栽培利用);第2部 野生動物と人間の共存戦略(「野生の宝庫」の行く末;コーヒーの森とシャネル5番―ジャコウネコ飼育をめぐる動物愛護の主張とその影響);第3部 変化する森と人びとの持続戦略(社会空間としての「コーヒーの森」―ゴンマ地方における植林地の拡大過程から;森棲みの戦術―二〇世紀マジャンの歴史にみる変化と持続);第4部 社会変動と空間の再編成(民俗の時間から近代国家の空間へ―オロモ系ボラナ社会におけるガダ体系の時間と空間の変容;繰り返される戦いと空間の社会化―スルマ系諸社会における統合と排他性の文化装置)
ISBN(13)、ISBN    4-87698-652-5
書誌番号 1105026829

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