行き場を失った子どもたちの物語 --
トリイ・ヘイデン /著, 入江真佐子 /訳   -- 早川書房 -- 2005.4 -- 20cm -- 414p

資料詳細

タイトル 霧のなかの子
副書名 行き場を失った子どもたちの物語
著者名等 トリイ・ヘイデン /著, 入江真佐子 /訳  
出版 早川書房 2005.4
大きさ等 20cm 414p
分類 936
件名 情緒障害
注記 Twilight children./の翻訳
著者紹介 【ヘイデン】1951年米国生まれ。現在はスコットランドで執筆活動のかたわら農業を営み、児童心理学の研究を続けているほか、児童虐待や自殺の防止ホットラインの活動にも尽力している。
内容紹介 悪質な虚言癖のある少女の心の闇に取り組むトリイのもとに、町の有力者が幼い孫の問題を持ちこんだ。その少年の不可解な無言症の裏には、複雑な家族関係があった。家族の意味を問う感動のノンフィクション。〈WB〉
要旨 教師を辞め、無言症の専門家として病院のセラピストの仕事についたトリイは、謎めいた三人のケースに関わることになった。9歳のカサンドラには現実の存在とは思えぬ妖精のような雰囲気があった。虚ろな目つきをしたかと思うと、感情を爆発させて暴れ、その後何日間も無言を通す。最大の問題は、悪質な嘘をつくことで、傷つきやすい他の子どもだけでなく、大人までパニックに陥れた。これも実父に2年間誘拐されていた影響なのだろうか。そんななか、トリイは遠く離れた町の有力者から4歳の孫ドレイクを話せるようにしてほしいと強引な要求をつきつけられる。いつも大きなトラのぬいぐるみを抱えた活発で愛くるしいその少年は、人とコミュニケーションをとりたがっているようなのに、なぜ母親以外には決して話さないのか?さらに、老人科のソーシャル・ワーカーから懇願されて、トリイは脳卒中で話せなくなった老女ゲルダの様子も見ることになる。やがてドレイクの母親からは驚くべきことを打ち明けられ、一方、カサンドラにも意外な側面が見えてくる…。いずれのケースも進展を見せず、思い悩むトリイの前に明らかになっていく真実とは?情緒障害児との心の交流を描き、世界中に感動を呼ぶ著・
ISBN(13)、ISBN    4-15-208630-0
書誌番号 1105029073

所蔵

所蔵は 5 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
公開 Map 936 一般書 利用可 - 2034650503 iLisvirtual
公開 Map 936 一般書 利用可 - 2034346316 iLisvirtual
港南 公開 Map 936 一般書 利用可 - 2034346308 iLisvirtual
金沢 公開 Map 936 一般書 利用可 - 2034333710 iLisvirtual
瀬谷 公開 Map 936 一般書 利用可 - 2034333702 iLisvirtual