天才が見抜いていた日本人の本質 -- 祥伝社新書 --
中野晴行 /〔著〕   -- 祥伝社 -- 2005.5 -- 18cm -- 252p

資料詳細

タイトル そうだったのか手塚治虫
副書名 天才が見抜いていた日本人の本質
シリーズ名 祥伝社新書
著者名等 中野晴行 /〔著〕  
出版 祥伝社 2005.5
大きさ等 18cm 252p
分類 726.1
個人件名 手塚治虫
注記 文献あり
著者紹介 1954年生まれ。和歌山大学経済学部卒。会社員生活を経て大阪で編集プロダクションを設立、以後フリー編集者兼ライターとして活躍し、97年に事務所を東京へ移転。企画・執筆分野はマンガ、落語、音楽、野球と多岐にわたる。
内容紹介 治虫もアトムも我々も、同じ戦後を生きていた。「鉄腕アトム」から「ブラック・ジャック」まで、手塚治虫が遺した傑作漫画から、戦後日本人の肖像を読み解く。第一級の研究家による画期的論考の完成。
要旨 手塚治虫のデビューは昭和二十一年一月。それは敗戦によってリセットされたこの国がゼロから再スタートを切った直後のことだった。以来四十余年、戦後日本の変化・発展と寄り添うように十万枚ものマンガを描きあげて逝った巨星。著者はその作品群を「アイデンティティの喪失」と「自分探し」という視点からあらためて分析する。そこには「作家」=「主人公」=「世相・社会」の相関関係が鮮やかに浮かびあがってきた。(この本の目的は「マンガ学」的に手塚マンガの研究をすることではない。あくまでも、手塚マンガをテキストとしながら、手塚を含めた戦後の日本人を考えることにある)。第一級の研究家による画期的論考の完成。
目次 第1部 戦後復興期編(『鉄腕アトム』と『メトロポリス(大都会)』―リセットされた日本人;『地底国の怪人』と『ジャングル大帝』―幼い理想と現実のはざ間 ほか);第2部 高度成長期編(『フィルムは生きている』―オサムとムサシの見果てぬ夢;『0マン』と『魔神ガロン』と『W3(ワンダースリー)』―われらを裁くのは誰か ほか);第3部 昭和元禄編(『人間ども集まれ!』―傍観者でいることの罪;『地球を呑む』と『人間昆虫記』―この世はフェイクの時代 ほか);第4部 幻想大国編(『きりひと讃歌』と『アポロの歌』―受難の日々と真実の自己;『ブッダ』と『ブラック・ジャック』―求道者たちの苦悩 ほか);エピローグ 手塚治虫の不在
ISBN(13)、ISBN    4-396-11009-X
書誌番号 1105030507

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 726.1 一般書 利用可 - 2034394604 iLisvirtual
公開 Map 726 一般書 利用可 - 2055066186 iLisvirtual