三つのアメリカ文学 --
松本昇 /〔ほか〕編   -- 南雲堂フェニックス -- 2005.4 -- 21cm -- 371p

資料詳細

タイトル 越境・周縁・ディアスポラ
副書名 三つのアメリカ文学
著者名等 松本昇 /〔ほか〕編  
出版 南雲堂フェニックス 2005.4
大きさ等 21cm 371p
分類 930.29
件名 アメリカ文学
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 国士舘大学教授。著書「黒人文学とその周辺」「記憶のポリティックス-アメリカ文学における忘却と想起」など。訳書ゾラ・ニール・ハーストン「彼らの目は神を見ていた」、ラルフ・エリスン「見えない人間」1、2など。
内容紹介 ディアスポラは、断片的な今を生きる現代人にとっての比喩なのか。越境と周縁を念頭に置きつつ、ユダヤ系アメリカ文学、アフリカ系アメリカ文学、アジア系アメリカ文学で描写されたディアスポラの諸相を探る。
要旨 「今なぜディアスポラか?」。ある意味でディアスポラは、断片的な今を生きる現代人にとっての比喩なのかもしれない。本書の目的は、そうした問いに光を照射することにある。と同時に、越境と周縁という概念を念頭におきつつ、三つのエスニック文学、つまりユダヤ系アメリカ文学、アフリカ系アメリカ文学、アジア系アメリカ文学で描写されたディアスポラの諸相を探ることにある。その場合の越境は、何らかの理由で祖国を捨てアメリカへ新天地を求めてきた離散少数民族の地理的な移動を示すのみならず、文化や宗教などの差異によってつくられた目に見えない境界線を越える力強さを暗示する。周縁は彼らが社会の周縁に排除された現状を反映する一方で、主流文化に統合されまいとする立場を表わす。
目次 第1章 祖国と異国の狭間で;第2章 記憶と語り;第3章 多文化主義への挑戦;第4章 ジェンダー・セクシュアリティ;第5章 アイデンティティのゆらぎ;第6章 ディアスポラの差異
ISBN(13)、ISBN    4-88896-357-6
書誌番号 1105032068

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 930.2/1648 一般書 利用可 - 2034428150 iLisvirtual