経済倫理学の構築に向けて --
松嶋敦茂 /著   -- 勁草書房 -- 2005.5 -- 20cm -- 273,16p

資料詳細

タイトル 功利主義は生き残るか
副書名 経済倫理学の構築に向けて
著者名等 松嶋敦茂 /著  
出版 勁草書房 2005.5
大きさ等 20cm 273,16p
分類 331.15
件名 経済倫理 , 功利主義
注記 並列タイトル:Can utilitarianism survive?
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1940年東京都生まれ。67年京都大学大学院経済学研究科博士課程中退。現在、滋賀大学経済学部教授。著書「経済から社会へパレートの生涯と思想」第9回マルコポーロ賞受賞、「現代経済学史1870-1970」ほか。
内容紹介 経済と倫理の円滑なフィードバック関係までを考慮に入れうる“公共哲学としての社会科学”の再建に向けて、ミル、エッジワース、ヴィクセルらの諸説から現代の論争までを、経済思想的に分析する。
要旨 功利主義は、わたしとあなたのあいだにある違いを真剣に受け止めていない、というロールズの批判はあたっているのだろうか。経済と倫理の円滑なフィードバック関係までを考慮に入れうる「公共哲学としての社会科学」の再建にむけて、ミル、エッジワーズ、ヴィクセルらの諸説から、シンガー、スキャンロン、ロールズ、ゴティエ、ハイエクらのあいだの現代の論争までを、経済思想史的に分析する。
目次 功利主義は経済倫理学の原理となりうるか?;第1部 経済思想の中の功利主義―ミル、エッジワース、ヴィクセル(「極大満足説」と功利主義の間―ゴッセン、ワルラス、エッジワース;ベンサム主義的功利主義と自由主義的功利主義―功利主義と課税原則の結合関係;効用の個人間比較の可能性―肯定論と否定論を分つもの);第2部 競合的パラダイムの構図―自由至上主義、功利主義、社会契約主義(自由主義はどのように基礎づけられるか?―ワルラスの夢想とハイエクのディレンマ;合理性は道徳性をもたらすか?―『合意による道徳』の批判的検討;人間中心主義は乗り越えられるか―シンガーとスキャンロン);一般的ルール論の展開―経済倫理学の構築に向けて
ISBN(13)、ISBN    4-326-15382-2
書誌番号 1105035117
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105035117

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