日本におけるアフリカ像の変遷 -- 世界歴史選書 --
藤田みどり /著   -- 岩波書店 -- 2005.5 -- 20cm -- 301,54p

資料詳細

タイトル アフリカ「発見」
副書名 日本におけるアフリカ像の変遷
シリーズ名 世界歴史選書
著者名等 藤田みどり /著  
出版 岩波書店 2005.5
大きさ等 20cm 301,54p
分類 319.104
件名 日本-対外関係-アフリカ-歴史
注記 文献あり
著者紹介 東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。東北大学講師、助教授を経て、現在、同大学院国際文化研究科教授。専攻:比較文学・比較文化、アフリカ研究。主要論文「日本人のアフリカ認識-アフリカおよびアフリカ人をめぐるイメージ形成とその変遷」。
内容紹介 信長の黒人従者・彌介からターザン映画まで、日本人のアフリカ・イメージはどのように作られてきたのか。豊富な史料が語る「空白」から「闇黒」への道のりは、近代日本が抱えた自己認識のありかを鮮やかに炙り出す。
要旨 日本人はアフリカの人々とどのような接触を経験し、どんなアフリカ認識を作ってきたのか。またそれはいかなる変遷を遂げてきたのだろうか。本書は、安土桃山時代の遭遇から間接情報に依存する江戸時代を経て、明治以降の地理書、政治小説や探検記、外交使節の記録、さらに大正・昭和の映画や冒険・秘境小説といった大衆文化に至るまで、アフリカ情報の受容を明らかにしながら、日本とアフリカの交渉の歴史を跡づける。「空白」から「闇黒」へ―日本におけるアフリカ・イメージの変容には、何が介在したのか。日本・アフリカ関係史に比較文化の視角から光をあて、西欧近代のアフリカ観を自らの眼差しとして抱えこんだ近代日本の自己認識のありかを問う。
目次 第1章 遭遇の時代―安土桃山時代(「弥介」と信長;天正遣欧使節 ほか);第2章 迷走する「黒坊」像―江戸時代(長崎の「黒坊」たち;錯綜する情報 ほか);第3章 旭日と闇黒と―大日本帝国とアフリカ(開国から帝国へ;『佳人之奇遇』と「連帯」 ほか);第4章 イメージの檻―大衆文化にみるアフリカ(「暗黒」の系譜;野蛮の神話―冒険小説と映画 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-00-026853-8
書誌番号 1105038929

所蔵

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山内 公開 Map 319.1 一般書 利用可 - 2034551211 iLisvirtual
都筑 公開 Map 319.1 一般書 利用可 - 2044037648 iLisvirtual