ちくま新書 --
高田里惠子 /著   -- 筑摩書房 -- 2005.6 -- 18cm -- 253p

資料詳細

タイトル グロテスクな教養
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 高田里惠子 /著  
出版 筑摩書房 2005.6
大きさ等 18cm 253p
分類 002
件名 学問
注記 文献あり
著者紹介 1958年神奈川県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、桃山学院大学教授。専門はドイツ文学・日本におけるドイツ文学研究の歴史。
内容紹介 教養とは何か、どんな効用があるのか。生産・批判・消費され続ける教養言説の底に潜む悲喜劇的な欲望を、出版社との共犯関係・女性や階級との関わりなどから映し出す、ちょっと意地悪で少しさわやかな教養評論。
要旨 「教養とは何か」「教養にはどんな効用があるのか」―。大正教養主義から、八〇年代のニューアカ、そして、現在の「教養崩壊」まで、えんえんと生産・批判・消費され続ける教養言説の底に潜む悲喜劇的な欲望を、出版社との共犯関係・女性や階級とのかかわりなど、さまざまな側面から映しだす。知的マゾヒズムを刺激しつつ、一風変わった教養主義の復権を目指す、ちょっと意地悪で少しさわやかな教養論論。
目次 第1章 教養、あるいは「男の子いかに生くべきか」(教養死すとも;教養論をめぐる困難 ほか);第2章 戦争、そして教養がよみがえる(学力低下を最初に嘆いた人物;教師は喜んでいるか ほか);第3章 出版社、この教養の敵(教養のアント;いわゆる東大中沢事件 ほか);第4章 女、教養と階級が交わる場所(禁句について;上野千鶴子なんか怖くない ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-480-06239-4
書誌番号 1105041019

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 002/128 一般書 貸出中 - 2034572030 iLisvirtual