集英社新書 --
木村元彦 /著   -- 集英社 -- 2005.6 -- 18cm -- 254p

資料詳細

タイトル 終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ
シリーズ名 集英社新書
著者名等 木村元彦 /著  
出版 集英社 2005.6
大きさ等 18cm 254p
分類 302.393
件名 セルビア・モンテネグロ
注記 年表あり
著者紹介 1962年愛知県生まれ。中央大学文学部卒。疾走プロダクションを経てフリーに。ノンフィクション・ライター、ビデオ・ジャーナリスト。アジア・東欧の先住民族問題を中心に、「Number」や「PLAYBOY」などに数多くの記事を寄稿。
内容紹介 99年の空爆で公式には「終結」したコソボ紛争。しかし住民たちは今もなお、想像を絶する人権侵害に直面している。空爆後も現地に通い続けた唯一のジャーナリストがこの国の現状を告発する、渾身のルポルタージュ。
要旨 1999年のNATO軍の空爆により、コソボ紛争は公式には「終結」したことになっている。しかし現地では、セルビア系の民間人が三〇〇〇人規模で行方不明になるなど、空爆前とは違った形で「民族浄化」が続き、住民たちは想像を絶する人権侵害の危機にさらされている。また、空爆による劣化ウラン弾の被害は甚大で、すべての回収には一〇〇年を要するという。本書は、空爆終了後六年間にわたって現地に通い続けた唯一のジャーナリストが、九・一一やイラク戦争の開始以降ほとんど報道が途絶えてしまったセルビア・モンテネグロの現状を告発した、渾身のルポルタージュである。
目次 第1章 大コソボ主義(二〇〇一年~二〇〇二年)(消えた一三〇〇人―セルビア人拉致被害者たち;真っ先に見た事務局長 ほか);第2章 混迷の中で(二〇〇二年)(劣化ウランとユーゴスラビアの核;一〇月革命の裏側);第3章 セルビア・モンテネグロの誕生(2003年)(新憲章発布とモンテネグロ;新憲章発布とコソボ ほか);終章 語り部(二〇〇四年一〇月)(コソボ紛争終結後、最悪の暴動;スミリャネ―「民族浄化」された村にて ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-08-720297-6
書誌番号 1105043232

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 302.3 一般書 利用可 - 2034620590 iLisvirtual
公開 Map 302.3 一般書 利用可 - 2034840833 iLisvirtual
瀬谷 書庫 302.3 一般書 利用可 - 2034840752 iLisvirtual