「共謀罪」がやってくる --
斎藤貴男 /編著, 沢田竜夫 /編著   -- 晶文社 -- 2005.6 -- 19cm -- 259p

資料詳細

タイトル 「治安国家」拒否宣言
副書名 「共謀罪」がやってくる
著者名等 斎藤貴男 /編著, 沢田竜夫 /編著  
出版 晶文社 2005.6
大きさ等 19cm 259p
分類 316.1
件名 プライバシー
著者紹介 【斎藤】1958年生まれ。元経済記者として新自由主義の本質に迫り、住基ネットや個人情報保護法の危険性にも警鐘を鳴らしたジャーナリスト。著書に「平和と平等をあきらめない」「機会不平等」「「非国民」のすすめ」など。
内容紹介 共謀罪を含む法案が知らないうちに準備されている。安全・安心を求め、治安を最優先させた末にやってくるのは、密告と盗聴が日常化する緩やかな恐怖社会。治安管理社会の見取り図を提示した、抵抗へのマニフェスト。
要旨 「共謀罪」を含む法案が、知らないうちに準備されている。「行為」があってはじめて犯罪と認定されるのが刑法の大原則。ところが共謀罪は、同じ団体に属する2人以上が、法律で4年以上の刑が科せられる行為について、実行しなくても、相談・話し合っただけで、最高懲役5年の罪になるというもの。対象となる罪名は約560種。考えたことを口にしただけで逮捕されるとしたら、へたに冗談も言えなくなる。「安全」「安心」を求め、治安を最優先させたすえにやってくるのは、密告と盗聴が日常化するゆるやかな恐怖社会―。思想・表現・団結の自由があぶない。弁護士、ジャーナリスト、研究者、社会運動家たちがそれぞれの現場から、近づく治安管理社会の見取り図を提示した、抵抗へのマニフェスト。
目次 1 密告社会と共謀罪(「治安国家」化のカラクリ;共謀罪とは何か);2 フリー・ジャーナリストの現場から(共謀罪と盗聴法;武富士盗聴事件のてんまつ;青少年保護からはじまるメディア規制;遺伝子・健康情報が管理される未来);3 抵抗の途上から(野宿者の路上から;労働争議で逮捕される日;爆笑と物騒の治安国歌;戦争に協力しない方法);4 刑法という暴力―共謀罪新設の危機(国家の「暴力」―軍隊と刑法;「安全な社会」のための暴力? ほか);5 「デモ」と「広場」の戦後史(なぜデモは不自由なのか;まだ見ぬ抵抗空間は国境を越える)
ISBN(13)、ISBN    4-7949-6671-7
書誌番号 1105045466
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105045466

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中央 書庫 316.1/365 一般書 利用可 - 2034816533 iLisvirtual