映画「男はつらいよ」の社会心理 --
濱口惠俊 /編著, 金児暁嗣 /編著   -- 知泉書館 -- 2005.7 -- 19cm -- 289p

資料詳細

タイトル 寅さんと日本人
副書名 映画「男はつらいよ」の社会心理
著者名等 濱口惠俊 /編著, 金児暁嗣 /編著  
出版 知泉書館 2005.7
大きさ等 19cm 289p
分類 778.21
件名 映画-日本
注記 文献あり
著者紹介 【濱口】1931年和歌山県生まれ。京都大学教育学部卒、同大学院博士課程単位取得退学。龍谷大学文学部助教授、国際日本文化研究センター教授、滋賀県立大学人間文化学部教授等を歴任。現在、国際日本文化研究センター、総合研究大学院大学、滋賀県立大学各名誉教授。
内容紹介 単純な筋立て、マドンナにいつもふられる寅さんに、なぜ多くの日本人が魅せられるのか。寅さんの中に写し取られた日本人のパーソナリティや社会心理を通して、国民的アイドル寅さんの魅力の秘密に迫る。
要旨 「風の吹くまま気の向くまま、寅さんのように自由に生きられたらなあ、でも寅さんってなぜか切ないんだよな」。国民的アイドルともいえる寅さん。27年間で全48作品におよんだ「男はつらいよ」シリーズはギネスブックにものる世界でも稀な長寿作品である。単純な筋立て、マドンナにいつも振られる寅さんに、なぜ多くの日本人が魅せられ、正月とお盆には200万を超える人々が映画館に足を運んだのか。この魅力の謎に挑むため、4人の社会学者が6年間にわたり全作品を分析、その秘密を明らかにする。寅さんの中に写し取られた日本人のパーソナリティーや人間関係とそこから浮かび上がる社会心理を通して、人々が高度経済成長を背景に漠然とした不安の中で何を求め、寅さんに思いを重ねていったのか、その秘密に迫る。最終作品の公開から10年、寅さんファンはもとより、普通の日本人にとっても必見の書。
目次 日本人の社会心理と「寅さん」;「男はつらいよ」シリーズの構成と特色;「男はつらいよ」シリーズの時代的背景と地域性;「男はつらいよ」を現代の若者はどう受けとめたか?―『寅次郎あじさいの恋』鑑賞の感想文より;「男はつらいよ」に見る癒しと鎮めの効果―『寅次郎あじさいの恋』鑑賞の前と後;大学生「男はつらいよ」を観る;「女もつらいよ」?;おしゃべりでお節介な男;「それを言っちゃおしまいよ」とは…;「寅さん」における「人間」的成熟への願い〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-901654-55-1
書誌番号 1105051132
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105051132

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