或る非同一化的思考の試み --
ウテ・グッツォーニ /著, 小松光彦 /訳   -- 慶応義塾大学出版会 -- 2005.7 -- 20cm -- 178,2p

資料詳細

タイトル 転回
副書名 或る非同一化的思考の試み
著者名等 ウテ・グッツォーニ /著, 小松光彦 /訳  
出版 慶応義塾大学出版会 2005.7
大きさ等 20cm 178,2p
分類 104
件名 哲学
注記 Wendungen./の翻訳
注記 索引あり
著者紹介 【グッツォーニ】1934年ハンブルク生まれ。現在フライブルク大学教授。
内容紹介 同一化するな、浮遊しろ。ハイデガー、フィンク門下の女性哲学者グッツォーニによる魅力溢れる哲学エッセイ。主体性神話の桎梏を打破し、他者性へ開かれた倫理の胎動を告げる先駆的思索の軌跡。
要旨 ハイデガー、フィンク門下の気鋭の哲学者による魅力溢れる論集。主体性神話の桎梏を打破し、他者性へ開かれた倫理の胎動を告げる先駆的思索の軌跡。セザンヌ最晩年の風景画や、カントの遺稿「レフレクシオーネン」、ホルクハイマー/アドルノ『啓蒙の弁証法』、ホメーロスの叙事詩『オデュッセイアー』、エディット・ピアフのシャンソン。異なる語り方で別々の「転回」について語りながら、諸々の「転回」とそれらの対活的布置関係全体が、読者との対話に向けて差し出される。ドイツ・ポストモダン思想の清新な息吹を伝える意欲作。
目次 セザンヌ・ジュールダンの小屋―或るものと無との共演について;闇の中の光;オデュッセウスの理性とセイレーンの感性―意味と感覚;二人で在ることのこのはかりしれない幸せ(Cette immense fortune d’^etre deux);“間‐時間”試論―“互いに共に在ること”の時間性と各時性について;他者として存在すること
ISBN(13)、ISBN    4-7664-1184-6
書誌番号 1105051932

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 104/706 一般書 利用可 - 2034897304 iLisvirtual