講談社現代新書 --
成清弘和 /著   -- 講談社 -- 2005.7 -- 18cm -- 247p

資料詳細

タイトル 女帝の古代史
シリーズ名 講談社現代新書
著者名等 成清弘和 /著  
出版 講談社 2005.7
大きさ等 18cm 247p
分類 288.41
件名 天皇-歴史
注記 文献あり
著者紹介 1951年兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。現在、神戸学院大学非常勤講師。主な著書に「日本古代の王位継承と親族」「日本古代の家族・親族」「女性と穢れの歴史」など。主な論文に「戸令応分条の比較研究」などがある。
内容紹介 古代日本ではなぜ「女性天皇」が必要だったか。女王・卑弥呼から孝謙女帝まで、日唐の律令分析、女性史、家族・親族論を踏まえ、実証的に読み解く。女王と女帝の実像に迫った画期的論考。
要旨 古代日本における女性統治者の歴史的変遷をふまえて、女帝(王)の本質を考えねばならない。すると、通説のように女帝(王)を単なる中継ぎとしてはとらえ切れないことが了解できるだろう。なかでも、記紀に最初の女王として明記された推古は、むしろ彼女自身の資質が評価されて大王に推戴されたわけである。また、皇極の場合もその子の中大兄王子が次に即位するとは、必ずしも約束されていたわけではなかった。単なる中継ぎとしての女帝は、持統天皇が律令天皇制下の皇位継承ルールとして嫡系継承を実現して以降の、元明・元正の二女帝のみに限定されるのではないだろうか。画期的論考!「女性天皇」はなぜ必要だったか。
目次 第1章 女性統治者と祭祀―三世紀前後;第2章 男王・女王の共同統治―四、五世紀;第3章 日本古代の女王たち―六、七世紀;第4章 律令制下の女帝たち―八世紀;第5章 古代日本ではなぜ女帝(王)が輩出したのか;終章 女帝の本質
ISBN(13)、ISBN    4-06-149794-4
書誌番号 1105052389

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