ケータイ依存で退化した日本人 -- 中公新書 --
正高信男 /著   -- 中央公論新社 -- 2005.7 -- 18cm -- 196p

資料詳細

タイトル 考えないヒト
副書名 ケータイ依存で退化した日本人
シリーズ名 中公新書
著者名等 正高信男 /著  
出版 中央公論新社 2005.7
大きさ等 18cm 196p
分類 361.5
件名 文化 , 情報化社会
著者紹介 1954年大阪生まれ。78年大阪大学人間科学部卒。83年大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了。マックスプランク精神医学研究所研究員、東京大学理学部助手、京都大学霊長類研究所助教授等を経て、現在、京都大学霊長類研究所教授。専攻:比較行動学。
内容紹介 IT化の極致ケータイこそ、進歩と快適さを追求してきた文明の象徴。ヒトは遂に脳の外部化に成功したのだ。しかし、それによって実現したのは…。霊長類研究の蓄積から生まれた画期的文明・文化論。
要旨 通話、通信からデータの記憶、検索、イベントの予約まで、今や日常の煩わしい知的作業はケータイに委ねられている。IT化の極致ケータイこそ、進歩と快適さを追求してきた文明の象徴、ヒトはついに脳の外部化に成功したのだ。しかしそれによって実現したのは、思考力の衰退、家族の崩壊などの退化現象だった。出あるき人間、キレるヒトは、次世代人類ではないのか。霊長類研究の蓄積から生まれた画期的文明・文化論。
目次 第1章 出あるく(「出あるき人間」は次世代人類の先がけ?;従来の家出との相違点 ほか);第2章 キレる(コミュニケーションの退化;人間とサルの違い ほか);第3章 ネット依存症(ネット恋愛の発達;恋愛の進化史 ほか);第4章 文化の喪失(文明と文化の違い;集団内凝集性と集団外排他性の促進 ほか);第5章 サル化する日本人(人間はいつ人間になったか;「言語遺伝子」の発見 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-12-101805-2
書誌番号 1105053244

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
金沢 公開 Map 361.5 一般書 利用可 - 2053708660 iLisvirtual