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【図書】 妖精のアイルランド

「取り替え子」の文学史 -- 平凡社新書 --
下楠昌哉 ／著   -- 平凡社 -- ２００５．８ -- １８ｃｍ -- ２２７ｐ

資料詳細

タイトル 妖精のアイルランド
副書名 「取り替え子」の文学史
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 下楠昌哉 ／著  
出版 平凡社 ２００５．８
大きさ等 １８ｃｍ ２２７ｐ
分類 993.2
件名 アイルランド文学－歴史 , 妖精
注記 文献あり
著者紹介 １９６８年東京都生まれ。上智大学大学院博士後期課程修了。９５年ユニヴァーシティ・カレッジ・ダンブリン留学時に、全アイルランド大学柔道選手権６５ｋｇ以下級優勝。静岡文化芸術大学助教授。
内容紹介 なぜ、アイルランドは「ケルトと妖精の島」と呼ばれるのか。「取り替え子」の伝承による若妻焼殺事件と、イェイツ、ストーカー、ワイルド、ハーン、そしてジェイムズ・ジョイスから解明する斬新な試み。
要旨 アイルランドは、なぜ「ケルトと妖精の島」と呼ばれるのか？事実、赤ん坊や女性が妖精と入れ替わる「取り替え子」の伝承を信じて自分の妻を焼き殺す事件が、一九世紀末に発生している。幻視的な詩人Ｗ．Ｂ．イェイツ、『ドラキュラ』のブラム・ストーカー、世紀末の文学者オスカー・ワイルド、小泉八雲ことラフカディオ・ハーン、そして、現代文学の高峰ジェイムズ・ジョイス。一九世紀から現代に連なる「想像力のネットワーク」を手掛かりにして、妖精の正体に迫る斬新な試み。
目次 序章　「妖精とケルトの国」と呼ばれて；第１章　ブリジット・クリアリー焼殺事件；第２章　イェイツとハイド―文学と民俗学と；第３章　ブラム・ストーカー―吸血鬼の顔を持つ男；第４章　オスカー・ワイルド―帝都ロンドンに跳梁する快楽の妖精；第５章　ラフカディオ・ハーン―クレオール化する民話、グローバルな民話；終章　ジェームズ・ジョイス―もう妖精は見えない
ISBN(13)、ISBN 　　 4-582-85286-6
書誌番号 1105058688
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105058688

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