ディドロ、モーツァルト、ゲーテへの衝撃 --
グローリア・フラハティ /著, 野村美紀子 /訳   -- 工作舎 -- 2005.8 -- 22cm -- 380p

資料詳細

タイトル シャーマニズムと想像力
副書名 ディドロ、モーツァルト、ゲーテへの衝撃
著者名等 グローリア・フラハティ /著, 野村美紀子 /訳  
出版 工作舎 2005.8
大きさ等 22cm 380p
分類 163.9
件名 シャーマニズム-ヨーロッパ
注記 Shamanism and the eighteenth century./の翻訳
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【フラハティ】1938~92年。本書執筆時は、アメリカ、イリノイ大学ドイツ学科教授。没後、北米ゲーテ・ソサエティに「グローリア・フラハティ奨学基金」が設けられた。著書に「ドイツ批判哲学の発達におけるオペラ」がある。
内容紹介 シベリアや南北アメリカで探検家が遭遇したシャーマンをめぐる情報は、18世紀のヨーロッパの思想・宗教・芸術・医学の面に多大な影響を及ぼした。西洋文化の伏流としてのシャーマニズムに光を当てた画期的な著作。
要旨 シャーマニズムは古代より人々の想像力を刺激してきた。とりわけ、シベリア、グリーンランド、南北アメリカにおいて見聞されたシャーマンの報告書が18世紀のヨーロッパで出版されるようになると、思想、宗教、芸術、医学の面に多大な影響を及ぼしていく。『百科全書』を編纂したディドロを、オルペウスの再来とされたモーツァルトを、そして『ファウスト』を書いたゲーテを、シャーマニズムの観点から捉え直すとき、そこからは従来の研究では見過ごされていた意外な側面が立ち現われてくる―。西洋文化の伏流としてのシャーマニズムに光を当てる画期的な試み。
目次 序論 シャーマニズムの衝撃;第1部 物語から事実へ―ヨーロッパのシャーマニズム受容(シャーマニズムのパラダイム;一八世紀の探検報告;相互作用・変容・消滅;医学者が見たシャーマニズム);第2部 虚構と空想への回帰―一八世紀芸術とシャーマニズム(ディドロ『ラモーの甥』とロシアの影響;ヘルダーの芸術家シャーマン論;オルペウスの再来、モーツァルト;ゲーテが描いたシャーマンたち;ファウスト、近代のシャーマン);後記 シャーマン学序説
ISBN(13)、ISBN    4-87502-387-1
書誌番号 1105059600
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105059600

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