パトリック・ルモワンヌ /著, 小野克彦 /訳, 山田浩之 /訳   -- 紀伊国屋書店 -- 2005.8 -- 20cm -- 286p

資料詳細

タイトル 偽薬のミステリー
著者名等 パトリック・ルモワンヌ /著, 小野克彦 /訳, 山田浩之 /訳  
出版 紀伊国屋書店 2005.8
大きさ等 20cm 286p
分類 490.14
件名 医学的心理学
注記 Le myste`re du placebo./の翻訳
注記 文献あり
著者紹介 【ルモワンヌ】1950年生まれ。精神科医、フランス、リヨンのル・ヴィナティエ医療センター生物精神医学部門の責任者。不安障害やうつ病、睡眠障害が専門。向精神薬など医薬の過剰摂取の問題に積極的に取り組んでいる。
内容紹介 メリケン粉や砂糖水でも病気が治ってしまう「プラセボ効果」。フランスの精神科医が、様々な調査に基づき、プラセボ効果の秘密に迫り、積極的に利用する道を探ることを訴える。薬の大量消費に警告を促す書。
要旨 メリケン粉や砂糖水でも病気が治ってしまう―「プラセボ(偽薬)効果」とはいったい何か。これまで医療関係者は、痛みや発熱、不安や不眠、高血圧やがんなど、ありとあらゆる病気の症状にプラセボ効果があることを見てきたし、新薬のテストでは必ず偽薬を使うことで、その効能を比較・対照してきた。しかし、プラセボ効果を公然と口にすることは、医学を貶めることにつながりかねないとタブー視され、触れてはいけない「聖域」とされてきたのだ。本書は、フランスの精神科医が、さまざまな調査にもとづき、プラセボ効果がいかに医療全般に広がっているかを明らかにする。また、この現象が、医者と患者の絆と信頼性に強く依存することを見ていき、医者も患者も、プラセボ効果を恐れず、もっと積極的に利用する道がないか探れよ、と訴える。「薬の大量消費」に警告を促す書でもある。
目次 1 偽薬にまつわる諸問題;2 神秘の魔術;3 手がかりは増える;4 時代が変わり、場所が変われば、風習も変わる?;5 魔法使い医師の夢;6 医学への脅威;7 真実という試練;8 最終的な理解;最後の新たな展開
ISBN(13)、ISBN    4-314-00991-8
書誌番号 1105061552
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105061552

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