大学数学の入門 --
桂利行 /著   -- 東京大学出版会 -- 2005.9 -- 21cm -- 132p

資料詳細

タイトル 代数学3体とガロア理論
シリーズ名 大学数学の入門
著者名等 桂利行 /著  
出版 東京大学出版会 2005.9
大きさ等 21cm 132p
分類 411.73
件名 体(数学) , ガロア理論
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1972年東京大学理学部卒。現在、東京大学大学院数理科学研究科教授。主要著書「代数学1群と環」「代数幾何入門」「正標数の楕円曲面」。
内容紹介 数学の基本理論であるガロア理論は、学部数学科で学ぶ最も美しい理論の一つである。さらに現在、抽象幾何学や暗号理論など様々な分野にも応用されている。その基礎を、初学者のためにわかりやすく解説。
要旨 本書では、ガロア理論の解説を行う。第1章ではそのために必要な体の代数的拡大の理論を整備する。超越的拡大の理論はガロア理論そのものを理解するためにはとくに必要ではないが、体の理論として欠くことのできないものであるから、最終節において要点の解説を行った。この節は省略してもガロア理論を理解するだけであればとくに問題ないであろう。第2章においてガロアの基本定理とそのいくつかの応用を解説した。代数方程式の可解性、定規とコンパスによる作図可能性などの問題はガロア理論が応用される代表的な例である。第3章ではさらに進んだガロア理論の応用を扱う。初学者が学ぶ内容としては多少高度なことも含んでいるが、ガロア群が体の構造とどのように関わるか明らかにするために記述した。
目次 第1章 体の理論(拡大体;代数的拡大;分解体 ほか);第2章 ガロア理論(ガロアの基本定理;ガロア群の計算例;円分体 ほか);第3章 ガロア理論続論(代数学の基本定理;正規底;ガロア・コホモロジー;クンマー拡大;アルティン・シュライアー拡大とヴィットの理論)
ISBN(13)、ISBN    4-13-062953-0
書誌番号 1105068918

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 411.7 一般書 利用可 - 2074131541 iLisvirtual
鶴見 公開 Map 411 一般書 利用可 - 2047056368 iLisvirtual