簾内敬司 /著   -- 岩波書店 -- 2005.9 -- 20cm -- 202p

資料詳細

タイトル 千三忌
著者名等 簾内敬司 /著  
出版 岩波書店 2005.9
大きさ等 20cm 202p
分類 913.6
注記 文献あり
著者紹介 1951年秋田県生まれ。75~88年まで秋田書房を経営する。80年代後半より、創作活動を開始。
内容紹介 北東北の農民兵士・千三の南島戦記。恐怖と飢えとマラリアにさいなまれつつ、熱帯雨林の泥沼を行く。死の光が乱舞する涯に幻視する故郷…。人間の尊厳とは何か。絶望のキャンバスに塗り上げられた闇と光の黙示録。
要旨 千三忌とは、戦没農民兵士高橋千三を悼んで、いまも営まれる年忌である。母セキの手で建立された路傍の墓碑に集う、農民有志による手づくりの集会は、東北農山村の戦争体験の象徴であり、灯し続けられる記憶の燈明である。最底辺の生存を強いられたセキ・千三母子にとって、戦争とは何だったのか。兵士と食糧の供給基地とされた、北の「僻地」からみた破局の戦争とは、それをもたらした日本の近代とは何だったのか。東北農民兵士の南方戦記―生と死の黙示録。小説ニューギニア戦記。
ISBN(13)、ISBN    4-00-023656-3
書誌番号 1105070300
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105070300

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 913.6/19924 一般書 利用可 - 2035198280 iLisvirtual