「私」が「私」であることが揺らぐ場所から -- 新書y --
浜田寿美男 /著   -- 洋泉社 -- 2005.10 -- 18cm -- 190p

資料詳細

タイトル 「私」をめぐる冒険
副書名 「私」が「私」であることが揺らぐ場所から
シリーズ名 新書y
著者名等 浜田寿美男 /著  
出版 洋泉社 2005.10
大きさ等 18cm 190p
分類 141.93
件名 自我
著者紹介 1947年香川県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。現在、奈良女子大学教授。発達心理学、法心理学、供述分析。
内容紹介 私たちを支えている「私」の成り立ちと構図を、〈ここの今〉から冒険的に再考し、自閉症、虚偽の自白、裁判といった「私」を映す鏡を補助線にして、正負両面から「私」が「私」である根拠と人の生きるかたちに迫る。
要旨 「私」という現象は、「私―あなた」という対話が成り立つ場所で起きる!私たちは、いつ自分になり、どのようにして自分を育むのか?私たちは、いつ他者に出会い、どのようにして社会性を身につけるのか?おとなたちは、子どもだったときの自分と、どう連続し、どう断絶しているのか?さらに、「見られる私」として生きてきた人間は、どのように壊れていくのか?私たちを支えている「私」の成り立ちと構図を、“ここのいま”から冒険的に再考し、自閉症、虚偽の自白、裁判といった「私」を映す鏡を補助線にして、正負両面から、「私」が「私」である根拠と“人の生きるかたち”に迫る。普通のことばでこの謎にどこまで迫れるか。
目次 第1章 「私」とはそもそも何か(本当の「私」が見つからない;I was born./「私」は生まれてくる ほか);第2章 自閉症という「私」の鏡(ことばには視点が貼りついている;「発達の大原則」とは ほか);第3章 供述分析/「私」はなぜ虚偽の自白をするのか(ことばじりで自閉症を語るな;国家は、「私」性に馴染まない ほか);第4章 裁判所は「私」性を無視している(全き三人称は、存在しない;司法空間/パースペクティブがない奇怪な世界 ほか);終章 「私」をめぐる私の冒険(我ときどき思う、ゆえに我ときどきあり;口がしゃべっている ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-89691-960-2
書誌番号 1105072573

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 141.9/249 一般書 利用可 - 2035225539 iLisvirtual