ササキバラ・ゴウ /編   -- 角川書店 -- 2005.10 -- 19cm -- 411p

資料詳細

タイトル 「戦時下」のおたく
著者名等 ササキバラ・ゴウ /編  
出版 角川書店 2005.10
大きさ等 19cm 411p
分類 361.5
件名 サブカルチュア
著者紹介 1961年生まれ。まんが編集者、ライター。
内容紹介 おたく文化が「戦時下」を敏感に察知し、また他方で「国策」と無邪気に結びつきうるのはなぜか。反復する歴史の波の中で、日本の漫画・アニメの現在を問う評論アンソロジー。
要旨 おたく文化が「戦時下」を敏感に察知し、他方で「国策」と無邪気に結びつきうるのは何故か。それは「おたく文化、もしくは、アニメ・コミックの戦時下の起源」という問題と関わっている、とぼくは考える。おたく文化領域の表現上の技法や美意識のいくつかは確実に「戦時下」に成立したものを無意識に継承している。それが結果として「戦時下」と「おたく文化」の無邪気な野合を産んでいる。―「戦争、したいんでしょ。」サブカルチャーとナショナリズム、反復する歴史の波の中で、日本のまんが・アニメの現在を問う。ササキバラ・ゴウ、上野俊哉、榎戸洋司、大澤信亮、斎藤環、更科修一郎、中塚圭骸による評論アンソロジー。
目次 おたく文化の戦時下起源について:第1部 戦時下のおたく論(おたくのロマンティシズムと転向―「視線化する私」の暴力の行方;池上遼一右往左往;国策化する「おたく」と脱歴史化;『南回帰船』注釈ノート);第2部 戦時下のアニメ2004(『忘却の旋律』と二〇〇四年のまんが・アニメ;『忘却の旋律』序論―からっぽの概念を忘却することなく、貫く矢を放つために;インタビュー 「大人」になること、「世界」と向き合うこと;アニメと大人と老いたオタクたち;断絶された世界の前で立ちつくす「私」―新海誠『雲のむこう、約束の場所』をめぐって);第3部 対談・座談会(ライトノベルをめぐる言説について;おたく・新人類・ナショナリズム;「おたく男」が目をそらしてきたもの―「萌え」と「やおい」の並行世界のゆくえ)
ISBN(13)、ISBN    4-04-883929-2
書誌番号 1105073640

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