「小説」というものの魔法について --
三浦玲一 /著   -- 彩流社 -- 2005.10 -- 20cm -- 476p

資料詳細

タイトル ポストモダン・バーセルミ
副書名 「小説」というものの魔法について
著者名等 三浦玲一 /著  
出版 彩流社 2005.10
大きさ等 20cm 476p
分類 930.28
個人件名 バーセルミ ドナルド
注記 並列タイトル:Postmodern,Donald Barthelme
注記 著作目録あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 一橋大学言語社会研究科助教授。専攻、アメリカ文学、ポストモダニズム。
内容紹介 バーセルミは、なぜ面白いのか。ラカン、フーコー、デリダの示す言語観、主体観は、それを教えてくれる…。熱烈でカルト的な人気を誇った作家を再評価し、その実験性を現代文学のひとつの極点と位置づける試み。
要旨 バーセルミの「読解不能性」について我々は何を語りうるか?『ニューヨーカー』を中心に活躍し、熱烈でカルト的な人気を誇った作家を再評価し、その実験性を現代文学のひとつの頂点と位置づける試み。アメリカ・ポストモダン小説における最も実験的な作家の作品を手がかりに、現代とポストモダニズムの交点での文学のあり方を探り、「深み」のないテクストをどのように「解釈」するのかを論じる。ジャック・ラカン、ミシェル・フーコー、ジャック・デリダといったポスト構造主義者の論考と、ジャン・ボードリヤール、フレドリック・ジェイムソン、アントニオ・ネグリらのポストモダニズム論を踏まえた、アメリカ文学研究者によるドナルド・バーセルミ論。
目次 1 ラカンと他者表象―言葉が主体を創るとき(自律したテクスト、身体のアレゴリー―「風船」;主体構成のジェンダー―『雪白姫』);2 フーコーと力の形態―中心、起源を持たない権力(メタフィクションとポストモダン・パロディ―「ボディガードについて」;文学と精神分析―『死父』);3 デリダとジェンダー―脱構築を呼ぶ主体概念について(テクストの表層とジェンダ―「説明」、「芸術学校の入り口で」;ナショナリズム、グローバル化、倫理―『パラダイス』)
ISBN(13)、ISBN    4-7791-1124-2
書誌番号 1105075473
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105075473

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