科学とオカルトの明治日本 -- 平凡社新書 --
長山靖生 /著   -- 平凡社 -- 2005.11 -- 18cm -- 205p

資料詳細

タイトル 千里眼事件
副書名 科学とオカルトの明治日本
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 長山靖生 /著  
出版 平凡社 2005.11
大きさ等 18cm 205p
分類 147
件名 心霊研究
注記 文献あり
著者紹介 1962年茨城県生まれ。鶴見大学歯学部卒。歯科医の傍ら、文芸評論、家族や若者の問題などに関して執筆活動を行う。96年「偽史冒険世界」で大衆文学研究賞を受賞。評論家。
内容紹介 人が何かを認識するとはいかなることか。明治末、透視や念写ができる「千里眼」が現れ、世間を騒がせた。この事件が社会に投げかけたものを、当時のメディア状況を踏まえて検証する。
要旨 二十世紀を特徴づけるなら、自然科学の発展とともに、メディアが大衆を扇動する「噂と迷信の時代」ということができる。明治末期、人々の想像力の限界を試す「千里眼事件」が起きた。透視や念写ができる「超能力者」が現れ、世を騒がせたのである。その能力の実在を証明しようとしたのが、心理学者の福来友吉だった。錚々たる学者を前に公開実験が行われ、騒動は一層広がることになる。「千里眼事件」が社会に投げかけたものは一体何だったのか?この事件の顛末を通し、人間にとっての「認識」の意味を問う。
目次 第1章 メディア時代の「科学」「新発見」;第2章 「千里眼」の出現;第3章 千里眼の「証明」;第4章 社会的事件としての千里眼;第5章 念写をめぐる論争;第6章 スキャンダルと心霊への傾斜;第7章 明治末期の「科学」の揺らぎ
ISBN(13)、ISBN    4-582-85299-8
書誌番号 1105082675
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105082675

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 147/1282 一般書 利用可 - 2035398549 iLisvirtual