社会理論からの接近 -- 青弓社ライブラリー --
澤井敦 /著   -- 青弓社 -- 2005.11 -- 19cm -- 219p

資料詳細

タイトル 死と死別の社会学
副書名 社会理論からの接近
シリーズ名 青弓社ライブラリー
著者名等 澤井敦 /著  
出版 青弓社 2005.11
大きさ等 19cm 219p
分類 361
件名 社会学 , 生と死
著者紹介 1962年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。慶應義塾大学法学部助教授。専攻は社会理論、社会学史、死の社会学。著書に「カール・マンハイム-時代を診断する亡命者」、共著に「子ども論を読む」「現代社会と人間」「現代社会理論と情報」など。
内容紹介 「死のタブー化」が進行する一方で、それに対立する考え方も台頭している。ウェーバーからパーソンズ、ギデンズまでの社会理論から、現代社会での死と死別の意味を解き明かし、生の関係性の新たな構築を提言する。
要旨 死が医療などの専門職に管理され、日常生活から隠蔽・排除される「死のタブー化」が進行している。他方で、それに対立する考え方も台頭した。他者の死や死別を共有する伝統的な共同性を回顧する志向、そして「自分らしい死」という理念=死の自己決定を重視する志向である。一見すると相容れない死をめぐるこれらの志向は、しかし相補的な図式を形成してある種の死の共同性を生起させている。そのとき、共同性=規範として選択された「良き死」が同化と排除の構造を駆動することを、ウェーバーやデュルケム、パーソンズ、エリアス、ギデンズ、バウマンなどの社会理論から明らかにする。現代社会における死と死別の意味を再考し、死のコード化によって他者を否定しない生の関係性のありようを模索する。
目次 第1章 死の意味喪失と自己本位の死;第2章 マクロの死、ミクロの死;第3章 「閉ざされた人間」の死;第4章 モダニティの死、ポストモダニティの死;第5章 死別と社会的死;第6章 「死のタブー化」再考;第7章 死の共同性、生の関係性
ISBN(13)、ISBN    4-7872-3250-9
書誌番号 1105084613
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105084613

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