松尾邦之助交遊録 -- 日本アウトロー烈傳 --
玉川信明 /著   -- 社会評論社 -- 2005.11 -- 20cm -- 318p

資料詳細

タイトル エコール・ド・パリの日本人野郎
副書名 松尾邦之助交遊録 玉川信明セレクション
シリーズ名 日本アウトロー烈傳
著者名等 玉川信明 /著  
出版 社会評論社 2005.11
大きさ等 20cm 318p
分類 289.1
個人件名 松尾 邦之助
注記 朝日新聞社1989年刊の加筆
著者紹介 1930年富山県生まれ。竹内好に師事。2005年急逝。
内容紹介 1920年代、芸術の都パリ。その「文化人税関」といわしめた松尾邦之助を主役に、藤田嗣治、武林無想庵、石黒敬七、辻潤、金子光晴たちとの交流を描き、次第に後年の松尾本人と著者との対話に軸を移してゆく。
要旨 大正は先見していた―。1920年代、芸術の都パリ。その“文化人税関”といわしめた松尾邦之助を主役に、藤田嗣治、武林無想庵、石黒敬七、辻潤、金子光晴たちとの交流を描き、次第に後年の松尾本人と著者との対話に軸をうつしてゆく。あぶりだされる“日本”の姿とは?オリジナル(1989年作品)に加え、補遺の2篇を収録。
目次 エコール・ド・パリの日本人野郎(では、陰湿でうじうじした日本よ、さようなら;歓楽街のアッフランシと接し、ノイローゼが治る;異国で女にもてない奴は、成功できないだろう;“理性の美”と“無知の徳”の狭間で煩悩する;なにくそ貧乏に負けてたまるか、草を食ってでも生きてみせる;日本人会を通じてさまざまな人を知り、運が開けてくる;武林無想庵、妻の文子に裏切られ、哀れコキュとなる;自然で寛容に生きれば、きっと人間世界はうまくいく;グラン・オペラ座で白粉をつけて三人組、柔道をみせる;次から次へとやってくる日本人の民間大使として奮闘する;パリ祭で悪童ども、辻潤にならって「新ストトン節」をうたう;エコール・ド・パリに晩鐘鳴って、みな故郷に帰っていく;すべては夢か幻か、戦い終わっての棒ちぎれ);補遺二篇(パリのコスモポリタン・松尾邦之助;回想・松尾さん時代の「個の会」)
ISBN(13)、ISBN    4-7845-0562-8
書誌番号 1105085049

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