新・世界の神話 --
ジャネット・ウィンターソン /著, 小川高義 /訳   -- 角川書店 -- 2005.11 -- 20cm -- 151p

資料詳細

タイトル 永遠を背負う男
シリーズ名 新・世界の神話
著者名等 ジャネット・ウィンターソン /著, 小川高義 /訳  
出版 角川書店 2005.11
大きさ等 20cm 151p
分類 933
注記 Weight./の翻訳
著者紹介 【ウィンターソン】1959年マンチェスター生まれ。オックスフォード大学で英文学を学ぶ。卒業後、作家デビュー。処女小説「オレンジだけが果物じゃない」でホイットブレッド賞受賞。邦訳に「さくらんぼの性は」など。自らの作品をテレビ、映画、舞台にあわせ脚色もしている。
内容紹介 その背で「世界」を支えるアトラスは、勇者ヘラクレスとの出会いによって自分の「重み」に疑問を持つ。驚異的なイマジネーションと、胸に迫る余韻。宇宙の始まりへと昇華する、想像を超えたアトラス神話。
要旨 ギリシア神話に登場する、ティタン神族の巨神アトラス。高潔で不屈な彼の精神に、かつて大陸アトランティスの住人たちは忠誠を誓った。しかし神ゼウス対ティタンの激しいオリュンポスでの戦いに敗れると、過酷な罰が与えられた―未来永劫、そのもてあます巨躯で天空を背負え、と。そして世界の西の果てで、孤独に重荷を支えることになる。唯一の慰めは、彼の目に映る「ヘスペリデスの園」。女神ヘラの宝である黄金のリンゴの木と、守りをする娘たちの姿だ。そんなアトラスのもとを訪れたのはヘラクレス。ゼウスが人間の女に生ませ、幼くして女神ヘラの乳を飲み不死身となり、恐れを知らぬ英雄として数々の怪物を退治してきた。ヘラのリンゴを奪う使命を受けた彼は、アトラスに仕事の交換を持ちかける。そしてヘラクレスが天を代わりに背負い、アトラスは黄金のリンゴを取りにゆく…。いっときの自由を味わったアトラスが、自らの重荷に疑問を抱き、背負わされた運命を自らの手で変えようとしたら。世界は、どうなるのだろうか。文学の自由を謳歌してきた表現者ウィンターソンが、自らの半生を重ねてアトラス神話を、そして宇宙の始まりを創造する、渾身の一作。
ISBN(13)、ISBN    4-04-791513-0
書誌番号 1105088094

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 933/10537 一般書 利用可 - 2035485115 iLisvirtual
公開 Map 933/ウ 一般書 利用可 - 2035531397 iLisvirtual