杉本つとむ /著   -- 至文堂 -- 2005.12 -- 22cm -- 364p

資料詳細

タイトル 馬琴、滝沢瑣吉とその言語生活
著者名等 杉本つとむ /著  
出版 至文堂 2005.12
大きさ等 22cm 364p
分類 913.56
個人件名 滝沢 馬琴
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1927年横浜生まれ。早稲田大学文学部卒。現在、早稲田大学名誉教授。主要著書「近代日本語の成立」「異体字研究資料集成」「解体新書の時代」「江戸時代蘭語学の成立とその展開」「江戸の文苑と文章学」「江戸の阿蘭陀流医師」「杉本つとむ著作選集」「語源海」など。
内容紹介 「南総里見八犬伝」の作者、滝沢馬琴。そのロマンの根本を厖大な日記、手紙に探り、作家の魂と言語生活の実態を解明。江戸知識人の豊かな語彙と堅実な表現の世界を明示し、日本語の伝統と革新の方向を探究する。
要旨 坪内逍遙『小説神髄』、一たび世にでて、壮大なロマンの世界は否定され、志厚い作家の意味は忘れ去られた。かかるとき八犬士を創造し、大伝奇の物語を一本の筆に托して江戸市民を興奮と読書の海に溺愛させた作家、滝沢馬琴。そのロマンの根本を厖大な日記、手紙にさぐって、作家の魂と言語生活の実態をあますところなく解明。言文一途の論、叫ばれて百余年、日本語は枯渇の道をひた走る。ここにあらためて、江戸知識人の豊かな語彙と堅実な表現の世界を明示し、日本語の伝統と革新の方向を探究する。
目次 口上―江戸の作家と言語生活と『日記』;自然と人事/宗伯の〓(いん)談・帰寧;改名と学芸を愛する人びと;果樹・花壇・菜園、カナアリヤ;住居空間の日常語;宗伯の代筆、演説/鎮帯、お路平産/うなぎ手形;家君御不例と薬の調剤;春画と春永、読書三昧;心得違いの挨拶、〓(よめ)と下女/判取帳・潤筆;『八犬伝』と医知識/吾山・羅文・笹屋の悴/看板彫刻〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-7843-0259-X
書誌番号 1105090923
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105090923

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中央 書庫 913.5/337 一般書 利用可 - 2035671520 iLisvirtual