河添房江 /著   -- 東京大学出版会 -- 2005.12 -- 22cm -- 438,14p

資料詳細

タイトル 源氏物語時空論
著者名等 河添房江 /著  
出版 東京大学出版会 2005.12
大きさ等 22cm 438,14p
分類 913.36
注記 索引あり
著者紹介 1953年生まれ。77年東京大学文学部卒。85年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京学芸大学教育学部教授。
内容紹介 「源氏物語」をテーマに東アジア世界の文学という視角から、表現のみならず交易事情・唐物をめぐる叙述に注目。絵巻の復元や、翻訳・現代語訳など現在への享受史を通して新たに浮かび上がる源氏物語の世界像を提示。
目次 第1部 『源氏物語』と東アジア交易圏(鴻臚館に行く光る君;『源氏物語』の時空意識―桐壷巻を起点として;唐物と文化的ジェンダー―和と漢のはざまで;紫式部の国際意識);第2部 メディアとしての唐物(若紫巻の光源氏と唐物―瑠璃壷・金剛子の数珠・黄金;末摘花と唐物―唐櫛笥・秘色・黒貂の皮衣 ほか);第3部 『源氏物語』の人物と表現(『源氏物語』の比喩と象徴―「光」「光る君」「光る源氏」再考;光源氏の身体と装いをめぐって;六条御息所と謡曲『野官』のドラマトゥルギー―『源氏物語』の人物構造;夕霧の幼な恋;螢巻の物語論と性差);第4部 『源氏物語』から『夜の寝覚』へ(『夜の寝覚』と『源氏物語』―「寝ざめ」の表現史;『夜の寝覚』と話型―貴種流離の行方;中村本『寝覚物語』の構造;『夜の光に追われて』私論―〈生〉と〈死〉の分界を超えて);第5部 現代によみがえる『源氏物語』(世界文学としての『源氏物語』;越境する翻訳と現代語訳 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-13-086034-8
書誌番号 1105094150
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105094150

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中央 書庫 913.3/719 一般書 利用可 - 2035739400 iLisvirtual