哲学・史学・文学 --
近藤均 /編著   -- 太陽出版 -- 2005.12 -- 22cm -- 638p

資料詳細

タイトル 医療人間学のトリニティー
副書名 哲学・史学・文学
著者名等 近藤均 /編著  
出版 太陽出版 2005.12
大きさ等 22cm 638p
分類 490.4
件名 医療 , 日本文学
注記 文献あり 年表あり 索引あり
要旨 森鴎外から加賀乙彦まで、「いのち」を深く見据えた近現代作家の32作品を素材にして、医療・保健・福祉分野の現状と課題に鋭く肉迫。文学鑑賞と歴史的洞察・哲学的思想とを有機的に融合させた渾身の1冊!!関連年表・索引も充実。
目次 学問は難有いものじゃのう―伝統医術から生物医学へ(森鴎外・作『カズイスチカ』より);痲酔剤は譫言をいふと申すから―麻酔薬の開発と外科医療の進展(泉鏡花・作『外科室』より);身は此処に心はもぬけの殻に―封建遺制がもたらす精神病(樋口一葉・作『うつせみ』より);「学校へゆきますか」「往かない」―障害児教育の光と影(国木田独歩・作『春の鳥』より);銃が重い 背嚢が重い 脚が重い―明治・大正の国民病「脚気」(田山花袋・作『一兵卒』より);哲学がそれを謳歌し宗教がそれを讃美し―二人称の事故死(伊藤左千夫・作『奈々子』より);常でさえ巫女を信じ狐を信ず―科学・迷信・伝染病(石川啄木・作『赤痢』より);医者は投げ出すように言った―パターナリズム医療の現場から(高浜虚子・作『続俳諧師―文太郎の死』より);三十分ばかりは死んでいらしったのです―死の「あちら側」と「こちら側」(夏目漱石・作『思い出す事など』より);己れの精神の病的なのを訝しんで―正常と異常/正統と異端のはざまで(谷崎潤一郎・作『異端者の悲しみ』より)〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN    4-88469-451-1
書誌番号 1105095526

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中央 4階自然科学 Map 490.4 一般書 利用可 - 2060936628 iLisvirtual