志賀直哉・有島武郎・武者小路実篤 -- 和泉選書 --
生井知子 /著   -- 和泉書院 -- 2005.12 -- 20cm -- 325p

資料詳細

タイトル 白樺派の作家たち
副書名 志賀直哉・有島武郎・武者小路実篤
シリーズ名 和泉選書
著者名等 生井知子 /著  
出版 和泉書院 2005.12
大きさ等 20cm 325p
分類 910.26
個人件名 志賀 直哉
著者紹介 東京大学大学院人文科学研究科国語国文学専攻博士課程修了。日本学術振興会特別研究員などを経て、平成8年より同志社女子大学に勤務。
内容紹介 「時任謙作」の実態を新資料によって明らかにした他、志賀の深層心理にまで踏み込むことで、志賀文学のイメージを突き崩し、その本質を解明。有島武郎、武者小路実篤についても、新しい観点から作家の本質を突く。
要旨 志賀の幻の長編小説『時任謙作』の実態を新資料によって実証的に明らかにした他、全集を隅々まで丹念に読み込み、志賀の深層心理にまで踏み込むことで、「父との戦い」「自我貫徹」「調和的心境」といったキーワードで捉えられることの多い志賀文学のイメージを突き崩し、その本質を明らかにする。また、有島武郎、武者小路実篤についても新しい観点から作家の本質を突く、画期的な論考である。
目次 第1章 志賀直哉(『原(ウル)「暗夜行路」』論;“補説”我孫子時代の回覧雑誌をめぐって;志賀直哉と父―『暗夜行路』を中心に;大正六年の志賀直哉―調和的心境という神話をめぐって;志賀直哉の潔癖症をめぐって);第2章 有島武郎(有島武郎論―その女性像をめぐって;有島武郎論―その幼児性をめぐって;『或る女』論);第3章 武者小路実篤(武者小路実篤試論―歌と欲望をめぐって;武者小路実篤論―意識・言葉・理屈と無意識・身体・心);第4章 志賀直哉とその周辺(有島武郎と志賀直哉―ある恋愛事件への反応をめぐっての一考察;志賀直哉と武者小路実篤―その友情のはじまりをめぐって;志賀直哉と太宰治―『如是我聞』の解釈の為に)
ISBN(13)、ISBN    4-7576-0338-X
書誌番号 1105096437
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1105096437

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中央 書庫 910.2/5596 一般書 予約受取待 - 2036091269 iLisvirtual