光文社新書 --
本田由紀 /著, 内藤朝雄 /著, 後藤和智 /著   -- 光文社 -- 2006.1 -- 18cm -- 310p

資料詳細

タイトル 「ニート」って言うな!
シリーズ名 光文社新書
著者名等 本田由紀 /著, 内藤朝雄 /著, 後藤和智 /著  
出版 光文社 2006.1
大きさ等 18cm 310p
分類 367.6
件名 青少年問題-日本 , 就職
注記 文献あり
著者紹介 【本田】1964年徳島県生まれ。日本労働研究機構研究員などを経て、東京大学大学院情報学環助教授。専門は教育社会学。著書に「若者と仕事」「多元化する「能力」と日本社会」などがある。
内容紹介 その急増が国を揺るがす大問題のように報じられる「ニート」。本書では、日本でのニート問題の論じられ方に疑問を持つ3人が、おのおのの立場から、現在のニート論が覆い隠す真の問題点を明らかにする。
要旨 「ニート」とは、働かず、就学もせず、求職行動もとっていない若者を指す言葉で、日本では二〇〇四年頃より使われ始め、その急増が国を揺るがす危機のように叫ばれている。様々な機関が「ニート」の「人間性」を叩き直そうと「支援」の手を差し押べており、多額の予算が動いている。このような状況下において、本書では、まず、日本での「ニート問題」の論じられ方に疑問を覚える本田由紀氏が、「ニート」という言葉自体の不適切さを量と質の両面から明らかにする。また、『いじめの社会理論』の著者である内藤朝雄氏は、「ニート」が大衆の憎悪と不安の標的とされていることを挙げ、憎悪のメカニズムと、「教育」的指導の持つ危険な欲望について解説する。さらに、ブログ上で「俗流若者論批判」を精力的に展開し注目を浴びている後藤和智氏が、「ニート」を巡る言説を詳しく検証する。
目次 第1部 「現実」―「ニート」論という奇妙な幻影(「ニート」のイメージは間違っている;若者に対して真に必要な支援は何か);第2部 「構造」―社会の憎悪のメカニズム(青少年ネガティヴ・キャンペーン;佐世保事件にみる諸問題;ニートをめぐる「祭り」の状況 ほか);第3部 「言説」―「ニート」論を検証する(「ニート」論前夜―「自立しない若者」への苛立ち;「ニート」論はいかにして広まったか;週刊誌における「ニート」 ほか)
ISBN(13)、ISBN    4-334-03337-7
書誌番号 1106002455
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106002455

所蔵

所蔵は 3 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
保土ケ谷 公開 Map 367.6 一般書 利用可 - 2035944616 iLisvirtual
磯子 公開 Map 367.6 一般書 利用可 - 2035906080 iLisvirtual
金沢 公開 Map 367.6 一般書 利用可 - 2059608200 iLisvirtual