12頭目のラクダの返還をめぐって -- Minerva社会学叢書 --
〔ルーマン〕 /〔ほか著〕, G.トイプナー /編, 土方透 /監訳   -- ミネルヴァ書房 -- 2006.2 -- 22cm -- 342p

資料詳細

タイトル ルーマン法と正義のパラドクス
副書名 12頭目のラクダの返還をめぐって
シリーズ名 Minerva社会学叢書
著者名等 〔ルーマン〕 /〔ほか著〕, G.トイプナー /編, 土方透 /監訳  
出版 ミネルヴァ書房 2006.2
大きさ等 22cm 342p
分類 321.3
件名 法社会学
個人件名 ルーマン ニクラス
注記 Die Ru¨ckgabe des zwo¨lften Kamels./の翻訳
要旨 多くのラクダを所有する男が、子どもたちに次のような遺言を残した。長男には、所有する半分のラクダ、つまり6頭を与える、次男には4分の1を、そして三男には6分の1を。ところが、男が亡くなったときラクダは減って11頭になり、分配が困難になった。調停にあたった裁判官は、子どもたちに裁判官自身のラクダを1頭貸して12頭とし、それぞれ2分の1の6頭、4分の1の3頭、6分の1の2頭を与えたのち、貸した1頭を返してもらった…。イスラム世界の法寓話についてのルーマンの提示したテーゼに、それぞれの著者が応答するかたちで、法と正義のパラドクスに関し、神学、哲学、社会学、法理論のパースペクティブから議論を展開する。
目次 テーゼ(12頭目のラクダの返還―社会学的法分析の意味);応答(もしもヨハネが、アリストテレスと正義をめぐる対話を深めたら―ニクラス・ルーマン「12頭目のラクダ」のための後書き;法の根本パラドクスとその展開―パラドクスの分析論によせて;いかにしてアラーの意志とともにありうるか?;自己言及的ラクダ―近代の自律的法の創成;法疎隔化―12頭目のラクダの社会的付加価値によせて);インタビュー(ニクラス・ルーマンと法社会学―ニクラス・ルーマンとの対談:1991年1月7日、ビーレフェルトにて)
ISBN(13)、ISBN    4-623-04460-2
書誌番号 1106005955

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 321.3/41 一般書 利用可 - 2035921063 iLisvirtual