科学の名による冤罪 -- 増補改訂版 --
天笠啓祐 /著, 三浦英明 /著   -- 緑風出版 -- 2006.2 -- 20cm -- 213p

資料詳細

タイトル DNA鑑定
副書名 科学の名による冤罪
版情報 増補改訂版
著者名等 天笠啓祐 /著, 三浦英明 /著  
出版 緑風出版 2006.2
大きさ等 20cm 213p
分類 317.75
件名 犯罪捜査 , 遺伝子 , デオキシリボ核酸
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 【天笠】1947年東京都生まれ。早稲田大学理工学部卒。DNA問題研究会会員、フリー・ジャーナリスト。著書に「電磁波はなぜ恐いか」「ハイテク食品は危ない」「地球汚染」「脳死は密室殺人である」「電磁波の恐怖」「優生操作の悪夢」「医療と人権」ほかがある。
内容紹介 DNA鑑定は、決して個人を特定できるような方法ではなく、また統計的な作為をもって鑑定結果が出される場合もある。本書はDNA鑑定の実態を明らかにし、その汎用化に大きな疑問符を投げかける。
要旨 犯罪捜査の切り札として、DNA鑑定がマスコミ等で盛んな賞賛を浴びている。「100万人の中から1人を識別できる」と言われる高度な識別能力は「科学的」であり、かつ揺るぎようのない真実であるとして広く受け入れられようとしている。しかし、DNA鑑定は、けっして個人を特定できるような方法ではなく、また統計的な作為をもって鑑定結果が出される場合もある。とりわけ問題なのは、人権感覚に乏しい日本の警察が「科学」としてふりかざすとき、数多くの冤罪が生み出されていることである―。本書はDNA鑑定の実態を明らかにし、その汎用化に大きな疑問符を投げかける。
目次 第1部 DNA鑑定とは何か?(DNAで何が分かるか?;DNA鑑定の誕生;DNA鑑定の実際;絵で見るDNA型鑑定);第2部 DNA鑑定と事件(足利事件;大分みどり荘事件;幼女連続誘拐殺人事件(M君事件);飯塚事件;その後のDNA鑑定);第3部 資料編(MCT118型鑑定の統計学的問題点)
ISBN(13)、ISBN    4-8461-0603-9
書誌番号 1106007952

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