ドイツ市民社会と音楽 --
宮本直美 /著   -- 岩波書店 -- 2006.2 -- 22cm -- 330,20p

資料詳細

タイトル 教養の歴史社会学
副書名 ドイツ市民社会と音楽
著者名等 宮本直美 /著  
出版 岩波書店 2006.2
大きさ等 22cm 330,20p
分類 361.84
件名 知識階級-ドイツ-歴史 , 音楽-ドイツ-歴史-近代 , 音楽と社会
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1969年生まれ。東京藝術大学大学院音楽学研究科音楽専攻修士課程修了。東京大学大学院人文社会研究科博士課程単位取得退学。専攻=社会学。日本学術振興会特別研究員を経て現在、東京大学文学部助手。
内容紹介 音楽学の豊富な知識をもとに、バッハ復興運動やアマチュア音楽活動の展開、音楽作法の成立などを綿密に考証。斬新な視点で19世紀ドイツにおける教養の正体を浮き彫りにし、音楽が社会的に担った意味を究明する。
要旨 19世紀ドイツにおいては、「教養」が他の国々とは異なって大きな位置を占めていた。それはどのようにして形成され、維持されたのか。本書は、バッハ復興運動やアマチュア音楽活動の展開、キャノン(正典)の誕生、音楽作法の完成などを跡付けつつ、「音楽芸術」の成立過程について究明。音楽現象の分析によって教養理念の内在的な論理を解明するとともに、音楽が社会的に担った意味を浮き上がらせる。音楽学の素養をもつ著者にして初めて可能となった、ドイツ社会の歴史文化をめぐる卓見的な考察であり、従来、歴史学と音楽学とでまったく別個に議論されてきたテーマを総合する、歴史社会学=音楽社会学の達成である。
目次 序章 ドイツの教養と音楽;第1章 教養を求める人々;第2章 教養のアリバイ―アマチュア音楽活動;第3章 目に見える教養―バッハ復興運動;第4章 音楽芸術の誕生―音楽批評から音楽学へ;第5章 音楽が暴く教養の正体
ISBN(13)、ISBN    4-00-022547-2
書誌番号 1106011655
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106011655

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 361.8 一般書 利用可 - 2036057966 iLisvirtual
都筑 書庫 361.8 一般書 利用可 - 2036314101 iLisvirtual