『日本の黒い霧』に仕組まれたもの --
佐藤一 /著   -- 草思社 -- 2006.2 -- 20cm -- 285p

資料詳細

タイトル 松本清張の陰謀
副書名 『日本の黒い霧』に仕組まれたもの
著者名等 佐藤一 /著  
出版 草思社 2006.2
大きさ等 20cm 285p
分類 910.268
件名 日本-歴史-昭和時代(1945年以後)
個人件名 松本清張
著者紹介 1921年栃木県生まれ。36年今市高等小学校卒。41年東京芝浦電気(株)マツダ研究所入所。43年海軍召集。45年東芝復帰。鶴見工場設計部勤務となり、労働組合役員兼務。64年下山事件研究会事務局長。以後各種冤罪事件の支援活動の傍ら、占領史の研究と著作活動を行う。
内容紹介 松本清張の「日本の黒い霧」は、下山事件などが朝鮮戦争に向けた米国の陰謀であると断じたが、突きつめていくと、全く違う現実が浮かび上がってくる。松川事件で死刑判決を受けた著者が、清張の虚妄を正す。
要旨 松本清張の『日本の黒い霧』は一九六〇年の雑誌掲載時から大きな反響を呼びその影響は今日にまで及んでいる。事実、下山事件や朝鮮戦争をめぐる新刊は今日に至るもなお刊行されている。確かに、清張のこの本を読むと、なんとなく米国のそういう陰謀があったのか、と思わされてしまうが、突きつめていくと、まったく違う現実が浮かび上がってくる。松川事件で死刑判決を受けた著者が、松本清張の作り上げた虚構をつぎつぎと引き剥がしていく。
目次 序章 『黒い霧』の秘められた出自;第1章 「下山国鉄総裁謀殺論」―神話の世界を走りつづける死体運搬列車;第2章 「推理・松川事件」―恐怖の目撃シーンはいまも沈黙を強いる?;第3章 「革命を売る男・伊藤律」―スパイという殺し文句の威力;第4章 「追放とレッド・パージ」―追放されて損をする者、得をする者;第5章 「謀略朝鮮戦争」―先に攻めこんだ北を後攻めにした人たち;第6章 「白鳥事件」―犯人が消えた先に犯人がいる?;第7章 『日本の黒い霧』が隠蔽したもの―自由と民主主義の四九年・日共武装闘争の五〇年
ISBN(13)、ISBN    4-7942-1476-6
書誌番号 1106012153
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106012153

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