「与えられた死」と「生」の探求 --
大貫恵美子 /著   -- 岩波書店 -- 2006.2 -- 20cm -- 332,6p

資料詳細

タイトル 学徒兵の精神誌
副書名 「与えられた死」と「生」の探求
著者名等 大貫恵美子 /著  
出版 岩波書店 2006.2
大きさ等 20cm 332,6p
分類 210.75
件名 学徒出陣 , 太平洋戦争
注記 文献あり
著者紹介 神戸生まれ。津田塾大学卒。現在ウィスコンシン大学ウィリアムF.ヴァイラス研究専任教授。アメリカ学士院正会員。日本語の主な著書に「日本人の病気観-象徴人類学的考察」「コメの人類学-日本人の自己認識」「ねじ曲げられた桜-美意識と軍国主義」「日本文化と猿」など。
内容紹介 1943年10月、全国の学徒に動員令が発せられた。彼らは、この理不尽な戦争での死を受け入れることに苦悶し、厖大な手記を残した。自らの死に納得するための超人的な努力の悲劇と逆説を、その中に克明に追跡。
要旨 敗色次第に濃厚な一九四三年一〇月、大学生・高専生にたいする徴兵猶予が停止された。学徒出陣の始まりである。続々と死地に送り出された彼らは、この理不尽な戦争での死を受け入れることに苦悶し、厖大な手記を残した。自らの死に納得するために彼らがはらった超人的な努力の悲劇と逆説を、著者はそれらの手記の中に克明に追跡する。前著『ねじ曲げられた桜』で出会った特攻隊員たちへの限りない哀悼の念が、著者に本書を構想させた。
目次 第1章 佐々木八郎―何が愛国だ?何が祖国だ?;第2章 林尹夫―亡び残るものなにもなし;第3章 宅島徳光―冷酷な一つの意志に支配されて;第4章 松永茂雄・松永龍樹―強烈無残な意志の力;第5章 林市造―死はわたしにさだめられている;第6章 中尾武徳―俺は空しく死して行くべきか
ISBN(13)、ISBN    4-00-022462-X
書誌番号 1106013718

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 210.7/1562 一般書 利用可 - 2036097763 iLisvirtual
都筑 公開 Map 210.7 一般書 利用可 - 2036171319 iLisvirtual