日本歴史民俗叢書 --
矢野敬一 /著   -- 吉川弘文館 -- 2006.3 -- 22cm -- 273,4p

資料詳細

タイトル 慰霊・追悼・顕彰の近代
シリーズ名 日本歴史民俗叢書
著者名等 矢野敬一 /著  
出版 吉川弘文館 2006.3
大きさ等 22cm 273,4p
分類 385.6
件名 葬制 , 祖先崇拝
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1963年札幌市生まれ。85年筑波大学第一学群人文学類卒。93年筑波大学大学院博士課程歴史人類学研究科退学。現在、静岡大学教育学部助教授。主要著書・論文「写真家・熊谷元一とメディアの時代」「風景に刻み込まれた記憶と短歌-山村と林業の近現代」。
内容紹介 戦死者を慰霊・追悼・顕彰の対象とするシステムの形成やメディアの関わり、郷土意識がナショナリズムへと再編成される様相を検証。祭祀行為がはらむ多様な政治的力学を考える。
要旨 明治以降、戦死者は神として祀られた。個々人の死を慰霊・追悼・顕彰の対象とするシステム、あるいは柳田国男『先祖の話』に集約される知はどう形成されたのか。メディアによる報道や、郷土の栄光としての公葬から探る。また郷土の藩主や戦国大名の顕彰が、ナショナリズムへと再編成される様相を検証。祭祀行為がはらむ多様な政治的力学を考える。
目次 近代における慰霊・追悼・顕彰研究の視角と方法;第1部 死者へのまなざしと慰霊・追悼・顕彰の編成(戦死者と新聞報道―昭和期の『新潟新聞』にみる慰霊・追悼・顕彰の言説枠組み;郷土という次元での戦死者;祖先祭祀と家の歴史の編成);第2部 人物の顕彰と郷土史像の編成(旧藩主・旧藩時代と郷土意識;戦国武将の顕彰と祭札の誕生―名勝の発見とメディア・イベント;古代へのまなざしと郷土史の方法);家と祖先をめぐる知の成立と展開
ISBN(13)、ISBN    4-642-07368-X
書誌番号 1106014574
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106014574

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 385.6 一般書 利用可 - 2036111278 iLisvirtual