研究叢書 --
田中幹子 /著   -- 和泉書院 -- 2006.1 -- 22cm -- 273p

資料詳細

タイトル 『和漢朗詠集』とその受容
シリーズ名 研究叢書
著者名等 田中幹子 /著  
出版 和泉書院 2006.1
大きさ等 22cm 273p
分類 919.3
注記 索引あり
著者紹介 札幌大学女子短期大学部国文科卒。藤女子大学文学部卒。仏教大学・甲南女子大学非常勤講師。
内容紹介 「和漢朗詠集」編纂の工夫を探る他、その季節意識、および「源氏物語」との関係、歌学書への影響を考察する。さらに「新撰朗詠集」が成立していく過程を「多賀切」詩題注から立証した。
要旨 第一章では、公任が典拠とした古今集の四季観、を取り上げる。第二章は、源氏物語を中心とした受容に関する論を集めたもの。第三章では、「新撰朗詠集」が「和漢朗詠集」から多くのことを学びながら、成立して行く過程を「多賀切」詩題注から立証する。
目次 序章 『和漢朗詠集』の特長について;第1章 『和漢朗詠集』の構成・素材の和漢比較的特徴―勅撰集の美意識を視野に(『和漢朗詠集』「躑躅」成立の背景―王朝の色彩美『和漢朗詠集』「三月尽」意識の展開;『和漢朗詠集』「閏三月」について ほか);第2章 『和漢朗詠集』所収詩歌の『源氏物語』における受容(『源氏物語』初音巻の明石の君について;『源氏物語』夕顔巻「あまの子なれば宿も定めず」と夕顔の君について;『源氏物語』胡蝶巻の仙境表現―『本朝文粋』巻十詩序との関わり);第3章 『和漢朗詠集』から『新撰朗詠集』へ(院政期歌学書の『和漢朗詠集』利用について―『和歌童蒙抄』を中心に;基俊の『和漢朗詠集』学習について―「多賀切」詩題注からの考察;『相撲立詩歌合』注釈と「編集意図」私見)
ISBN(13)、ISBN    4-7576-0349-5
書誌番号 1106015629

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 919.3/42 一般書 利用可 - 2036133450 iLisvirtual