女性を軍事化する国際政治 --
シンシア・エンロー /〔著〕, 上野千鶴子 /監訳, 佐藤文香 /訳   -- 岩波書店 -- 2006.3 -- 20cm -- 311p

資料詳細

タイトル 策略
副書名 女性を軍事化する国際政治
著者名等 シンシア・エンロー /〔著〕, 上野千鶴子 /監訳, 佐藤文香 /訳  
出版 岩波書店 2006.3
大きさ等 20cm 311p
分類 367.2
件名 婦人問題 , 国際政治
注記 Maneuvers./の翻訳
内容紹介 女性兵士から基地周辺の風俗関係者まで、かけはなれた状況にある女性たちを「女性の軍事化」という理論的枠組みによって鮮やかに結びつける。幅広い事例に立脚し、軍事とジェンダーの深い関係を照射する。
要旨 女性の軍事化とは軍隊や戦争にのみ関わるものではない。それは「女らしさ」の概念そのものに深く根をおろし、女性たちの分断を作りだしている。著者は、女性兵士から男性兵士の妻や母、レイプ犠牲者、基地周辺の風俗関係者まで、かけはなれた状況にある女性たちを「女性の軍事化」という理論的枠組みであざやかに結びつける。女性たちの分断を作りだしている「策略」とはどのようなものか。幅広い事例に立脚し、軍事とジェンダーの深い関係を照射する。
目次 第1章 スープ缶はいかに軍事化されるか?(女子高生が行進する時;軍隊におけるレズビアンとゲイ;軍事化と男らしさと決定);第2章 洗濯女、兵士そして国家(軍隊はキャンプ・フォロワーを必要とする;たんなるもうひとつの家父長制的制度以上のもの;軍事化された女性たちの網の目);第3章 兵士がレイプする時(娯楽を求める兵士たち;国家安全保障の道具としてのレイプ;フィリピン;チリ;「戦利品としてのレイプ」―戦争、レイプ、フェミニズム、ナショナリズム;野獣、少年、紳士);第4章 兵員の充足―母として、兵士として、フェミニストとして、ファッションデザイナーとしての女性の軍事化(徴兵制廃止後―軍事化された民間人、傭兵、子ども兵士;市民権の男性化、母性の軍事化;どの兵士がハイヒールを履くべきか?;国軍女性兵士についてのフェミニストたちの考え);結論―決定、決定、決定
ISBN(13)、ISBN    4-00-023015-8
書誌番号 1106022759

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