岩波アカデミック叢書 --
峯村至津子 /著   -- 岩波書店 -- 2006.3 -- 22cm -- 271,12p

資料詳細

タイトル 一葉文学の研究
シリーズ名 岩波アカデミック叢書
著者名等 峯村至津子 /著  
出版 岩波書店 2006.3
大きさ等 22cm 271,12p
分類 910.268
個人件名 樋口 一葉
注記 索引あり
著者紹介 1967年長野県生まれ。97年京都大学大学院文学研究科国語学国文学専攻博士課程研究指導認定退学。京都女子大学短期大学部助教授。
内容紹介 一葉は、様々な制約に囲繞されていた女たちの「逸脱」をどのように描き出したのか。後期の小説から家庭の中の女性を描いた諸作品に焦点を当て、「非理想の佳人」的ヒロインの創造を目論んだ作者の戦略の解明に挑む。
目次 序説―一葉小説と同時代環境;第1章 縫うこと、綻びること―「ゆく雲」お縫の造型をめぐって;第2章 “安全な場所”の崩壊―「ゆく雲」に於ける手紙の意味;第3章 「うつせみ」の狂気;第4章 狂気を描く方法―「うつせみ」に於ける古典利用とその効果;第5章 くもらぬ月―「十三夜」の或る表現をめぐって;第6章 “文明の陰”への眼差し―「われから」と当時の世相;第7章 非「理想の佳人」―「われから」美尾の物語;第8章 “物思はぬ女”から“物思ふ女”へ―「われから」論
ISBN(13)、ISBN    4-00-026738-8
書誌番号 1106022765

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 910.2/6268 一般書 利用可 - 2036245371 iLisvirtual