メディアのなかの「帝国」 --
山本武利 /〔ほか〕編   -- 岩波書店 -- 2006.3 -- 22cm -- 319,72p

資料詳細

タイトル 岩波講座 「帝国」日本の学知 第4巻
各巻タイトル メディアのなかの「帝国」
著者名等 山本武利 /〔ほか〕編  
出版 岩波書店 2006.3
大きさ等 22cm 319,72p
分類 210.6
件名 日本-歴史-近代 , 学問
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 早稲田大学政治経済学術院教授。
内容 内容: 「帝国」を担いだメディア   山本武利著
内容紹介 新聞・雑誌・出版・映画・放送など各種メディアは、国民教育を補完し、「帝国」のイデオロギーを浸透させるとともに、体制を批判する機能を果たしてきた。そこに潜む、アカデミズムにはない学知の水脈を探る。
要旨 明治維新期に誕生した新聞、雑誌、出版は、時の権力を批判したり、擁護したり、あるいは「不偏不党」の立場を取りつつ、対外的な「帝国」戦争に参加するにしたがって読者を増やした。後発の映画、放送もメディアの普及力を高めた。権力側はメディアの世論操作機能に着目し、国民を誘導してきた。メディアは教育を補完する機能を果たしたが、いつも「帝国」べったりであったわけではなく、その在野性、日常性、時事性、実践性の中に、「帝国」に傾斜しがちなアカデミズムにはない「学知」が潜んでいる。権力との関係のなかでのメディアの足跡を検証する。
目次 序章 「帝国」を担いだメディア;第1章 「帝国」日本の新聞学;第2章 徳富蘇峰と権力政治家―帝国日本興隆へのアプローチ;第3章 体制変革と情報戦―社会民主党宣言から象徴天皇制まで;第4章 総合雑誌の盛衰と編集者の活動;第5章 同盟通信社の「戦時報道体制」―戦時期における通信系メディアと国家;第6章 「帝国」とラジオ―満洲国において「政治を生活すること」;第7章 「外地」の映画ネットワーク―一九三〇‐四〇年代における朝鮮・満洲国・中国占領地域を中心に;第8章 日本軍のメディア戦術・戦略―中国戦線を中心に;付録 メディア関係年表・文献解題
ISBN(13)、ISBN    4-00-011254-6
書誌番号 1106022776
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1106022776

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