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【図書】 大岡昇平の創作方法

『俘虜記』『野火』『武蔵野夫人』 --
野田康文 ／著   -- 笠間書院 -- ２００６．４ -- ２２ｃｍ -- １９７ｐ

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タイトル 大岡昇平の創作方法
副書名 『俘虜記』『野火』『武蔵野夫人』
著者名等 野田康文 ／著  
出版 笠間書院 ２００６．４
大きさ等 ２２ｃｍ １９７ｐ
分類 910.268
個人件名 大岡昇平
注記 文献あり
著者紹介 １９７０年佐賀県生まれ。熊本大学文学部卒。福岡大学大学院人文科学研究科日本語日本文学専攻博士課程後期満期退学。専攻は日本近現代文学、比較文学。
内容紹介 読者をより豊かな解釈の可能性へと導くために、テクストはどのように書かれたのか。昭和最後の文豪・大岡昇平の厖大な文学テクストにおける創作方法の独創性と魅力を、初期３作品より明らかにする。
要旨 事実を確定する行為とは異質な語りで、物語化を拒否した大岡。読者をより豊かな解釈の可能性へと導くためにテクストはどのように書かれたのか初期三作品から明らかにする。
目次 第１章　『俘虜記』の創作方法―背景としての記録文学（『俘虜記』における表現上の独創性についての従来の研究；記録文学の流行と大岡の批評意識　ほか）；第２章　『俘虜記』から『野火』へ―映像の記憶と記述される言葉（『野火』における視覚性についての従来の研究；映像の連結　ほか）；第３章　『野火』の文体―反転する視覚性（語りの基本構造；欧文脈の摂取　ほか）；第４章　『武蔵野夫人』における間テクスト性の問題―「誓い」に織り込まれたスタンダール『パルムの僧院』（暗示されるテクスト；スタンダールの流行　ほか）
ISBN(13)、ISBN 　　 4-305-70319-X
書誌番号 1106023667

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中央 ５階人文科学 Map 910.26/オ 一般書 利用可 - 2036271658 iLisvirtual

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